管理者の持つべき技術(6)
大きなスキルについて、少し具体的な例を記事にいしたいと思います。
ヒューマンスキルについて、スタッフ(入社~3年目程度)が
持つべきなのは、以下の技術は必須と思います。
1.人、モノ、場所を含めた、6S+S(または7S)
2.利益に通じるビジネスマナー
3.コミュニケーション(聴く技術、話す技術)
4.ロジカル・シンキング(自分で考える技術)
5.タイムマネジメント(時間管理)
6.コンプライアンス(法令遵守)
7.統合マネジメントシステム
8.モチベーション
ここからは、どちらかと言うと、
シニアスタッフ(4年目~7年目程度)が持つべきですが、
早くから出来たことに越したことは無いので、
スタッフの技術評価に入れます。
9.人生の目的、目標を明確に意識している
10.腹の中がどんなに煮えくりかえっていても、
にっこり笑って「おはようございます」と挨拶が出来る
11.怒った時、凹んだ時に気持ちを切り替える方法を持っており、
気持ちを切り替える事が出来る
12.座右の書、座右の銘があり、働く基準としている
13.プレゼンテーション
14.ネゴシエーション
15.リーダーシップ
13~15は、次の段階で細かく評価するので、概略の評価になります。
1.6S+Sは色々な本などでも説明が沢山あるので割愛します。
2.利益に通じるビジネスマナーについて、
評価は以下の様に分けて評価、教育をします。
2.1 挨拶の知識、所作
お辞儀、声のかけ方など
入退出の方法
2.2 表情・態度・動作
周りを不快にさせない
通路廊下等の歩き方、エレベータなどの乗り方
2.3 言葉使い
敬語、謙譲語、丁寧語の使い分け
2.4 電湾対応
待たせない、メモをとるなど
2.5 名刺交換など
出し方、受け取り方など
この辺の技術は、詳細な技術になりますので、
教えて、やって見せて、やらせて、褒めると言う手法で
教育するようになります。
教育したのちに、管理者の持つべき技術(4)にて記事にしたように、レベル評価を実施してください。
エクセルの表計算で簡単にスキル評価表が作れますので、評価表を作成して経営者の承認を得て、部下の評価に使うようにすると、管理者の評価も上がります。
もし、エクセルの表が必要なら、コメントください。
グーグルのドライブに置いておきますので、自由に使ってください。
ここからが、本題、シニアスタッフ(4年目~7年目程度)が
持つべき技術として、以下が追加されます。
2.2 表情・態度・動作
正姿勢(立ち姿、座り方)の基本態度を理解して実践
表情で仕事に対する真剣さ、意欲を伝える
依頼など指示命令になりやすい言葉を発せず、
アイコンタクトで相手に気づいてもらう
表情で、仕事に対する真剣さや意欲が伝わることに気が付くように、
指導するのが大きな技術になります。
このように、部下のランクによって、教育が変わってきます。
各企業に評価表やスキルマップがあるかとは思いますが、
それを改善して自動化し、俗人化ではない評価を
社長や役員に提案しましょう。
必ず、良い結果がついてきます。
若い人にほど正しく明確な評価と将来への展望を明確にすることは
やる気にも繋がりますし、将来の幹部候補にもなります。
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