管理者の心得(6)
管理者の心得としてはこれが最後になります。
管理者は、上司も教育するべし。
部下の教育をすることは、当たり前ですが、
上司も教育できることに気が付いてください。
上司の言うことがコロコロ変わったり、
部下に丸投げして責任をとらなかったり、
上司にやる気が無かったりした場合、
上司を教育することが必要です。
部下を教育する手法ではだめですが、
上司のモチベーションをあげたり、
上司の言動をいさめたりする方法はたくさんあります。
よく観察してみてください。
言う事がコロコロ変わる原因が必ずどこかにあります。
丸投げする原因が必ずどこかにあります。
やる気がない原因が必ずどこかにあります。
原因を見つけたら、その原因を取り除くか、
影響を少なくする方法があります。
原因を見つけたら自分ならどうするか考えてみましょう。
部下の目が気になるような行動言動をしてみましょう。
自分がその立場になり、部下にどう対処するのか、
部下からどう思われているのか、考え行動すると、
自分の部下も同じように対処が出来るようになります。
中には、どうしてこの人が上司になれたのだろうと思うような
上司もいますが、それは上司の上司からの受けが良いとか、
縁故があるとか理由があるはずです。
それにより対処できる方法が変わってきます。
部下の教育よりは難しいですが、上司も必ず教育は出来ます。
管理者に求められること
管理者の資質
管理者の心得
これから管理者になる人はこれらの心得を持って、人を育てられる人を育ててください。
大変でしょうが、仕事は楽しくやりましょう。