バーニン・クールで輝いて
京都会場を終えて
京都会場もトリコロールファイトに参加し、個人3-0、チーム1-2で敗退しました
自分がなし得なかった願望でもあったシンデレラ、ミリオン(765)、sideMのアイマストリコロールチームの方達と対面する事もでき、充実した内容でした
対面頂いた方々、ありがとうございました!
残るブラウは仙台と名古屋となりますが、トリコロールの傭兵もなくなった為、今期の私のブラウはこれにて終了となります
生意気な意見にはなってしまうのですが、初心者の方もたくさん見える環境で、各会場のブラウファイトの入賞を狙って参加しまくるのは少し気が引けるので…
できればトリコロールも優勝して2冠で終えたいところでしたが、現代WSの理不尽環境で勝ち続けるのは至難の業ですし、今期は運が無かったという事で
ありがたい事に通算戦績は土付かずの11-0、使用は全てアイドルマスターsideMで2023前期を終える事ができました
ブラウファイトの様子も見学して回っているのですが、sideMを使用している方がかなりの数を占めていて、アイマスPとして嬉しく思います
前置きが長くなりましたが、今回の記事は以前投稿したsideM8扉の補足記事となります
大筋の説明は下記リンクよりご覧ください
今回紹介する形が私のデッキの本来の姿であり、個人の趣味によるところを反映しているので、万人受けするものを約束できる訳ではありません
後半は本筋の採用カードの使い方の補足説明としておりますので、組んで回してみたけどイマイチ理解しきれないところがある方への助けとなれば幸いです
私がトリコロール環境で使用したのは以下のレシピとなります
私は元々WSが本業ですし、周囲にブラウをやる環境もないので、ブラウファイトに参加するまでブラウ環境への知識は想像のみでした
正直に言うと、ずっとレベル1のCXコンボを叩きつけあうくらいで、高パワーのカードが2面以上ならぶ事はないだろうと勝手に予測していたのです
ですが、蓋をあけてみれば高パワーラインで制圧するデッキも存在しており、ちゃんと研究してきている方も見えるのだなぁと感服いたしました
ということは…?
我ら、神速一魂!
高パワー環境で活躍する推しユニットを強く使えると判断
これが見事にハマり、トリコロール環境では大活躍してくれました
とくにモモンガ+αを展開するちいかわや、7000オールに2000助太刀を構えるコナン黒ずくめにはクリティカルで、神速一魂+咲に扉と隼人を重ねたオール12000超えの特大パワーで相手を圧倒
その他の対面でも受けのパワーラインは朱雀の7000が最低値となる為、中途半端な1レベルCXコンボを封殺でき、ZINGAI対面はこれに助太刀1枚を構えるだけで完封できます
神速一魂はお互いを参照する手札絆のcip能力持ちで、レベル1のクロックドローでどちらかを設置しておき、もう片方を隼人で回収、と繋げる事で安定して展開する事が可能
2人目の着地時にも絆を使用して手札に確保しておく事で、やられてしまっても再展開できます
咲+神速のどちらか+なにか1枚を確保すればよいので、要求値がかなり低めな事も○
レベル2で圧倒して相手のリソースを枯らし、詰めのバリューを下げる事が神速一魂の強みとなります
高速アグロZINGAIへの対策
sideMには横並びできる3500以上のキャラが存在しないため、多面展開戦術の相手は苦手
とくに優秀なレベル0でアグロを仕掛けてくるZINGAIが天敵となります
そこで採用したのが春名
他のレベル0以下のキャラ全てに+1000修正をかける超強力なサポートカード
これにより、引いたレベル0全てが高水準キャラへと早変わりし、まるでZINGAIを使っているかのような状態を作る事が可能
副次効果も強力で、隼人や集中などのシステムキャラの回収に役立ちます
そしてダメ押しの採用となるのがこちら
sideMは自ターンの出力に極振りしているため、受けの最大出力はバニラ
バニラに春名を重ねるだけで4000、5000と増えていく為、まず割られる事なく帰ってきます
また、sideMの雨彦のような単騎を確実に処理してくるキャラがいる対面では、春名や他のキャラを前列に出し、効果で処理されないように立ち回りましょう
春名は前後列問わず能力を発揮する為、殴れる身代わりのような運用も可能という事ですね
雨彦+輝で低速対面を綺麗に処理していく構築も強力ではあるのですが、高速多面展開に不利となる為、今回はこのような形に
SDに収録されているお気に入りのバニラを入れて気分を上げて頂ければ幸いです
sideMミラーへの対策
sideMを象徴するカードとも言える咲
sideMにはレベル0相殺が無い為、ミラー対面での突破は非常に困難
ここでも活躍するのが春名
レベル0以下というデメリットをメリットに変えてしまう訳です
ハンドキープが難しくなりますが、後列を春名2面で固める事で咲のパワーは常時13000に
これに春名or隼人+扉を重ねる事で15000超えを達成し、助太刀の上からリバースする事ができます
着地に運は絡みますが、桜庭、咲、春名×2であればCX無しでも桜庭の+2000修正によりこちらも15000に
CXを打った際には春名の能力で集中やフィレスを回収しておき、イレギュラーな事態に対応できるようにしておきましょう
上記の計算は全て無補正咲の11000に3500拳を構えた場合の数値
春名1枚で成り立たなくなる為、受ける側の設置優先度は当然春名>隼人となります
春名2面に不安を覚えるようでも、最低1面は設置するようにしましょう
ピエールの考え方
このデッキの最強の詰め札であるピエール
私達がプレイしているのは現代WSではなく、ブラウであることを再認識する事で、最大限の強みを発揮するカードになります
現代WSでは詰めのタイミングは一瞬、一撃必殺で仕留めきる戦術が主流となっていますが、それはカードの出力がインフレし過ぎた為に成立しているだけに過ぎません
ブラウの詰め程度であれば、きっちり圧縮した山で3-0から受けきる事はそう難しいものではありません
1ターンに出力を集中させるより、ダメージの通り具合を判断してリソースの使い所を判断するテクニックが重要になってきます
これを踏まえた上で、相手が3-0である場合に私が取るキルルートは以下になります
咲3点→咲3点→ピエールテキスト2点→ピエール本体2点
テキストは咲どちらかの打点にソウルトリガーが乗って4点が通った場合のみ使用
2点2回のどちらかを通し、リフレッシュポイント1点でジャスト7点のパターン
決めきれそうにないな、と思ったら無理にテキストは発動せず、3500拳を構えて次のチャンスを伺います
3-4のような7点に届かないケースでも、2点を通せば相手のクロック2ドローを縛る事が出来る為、テキスト発動して圧力をかけます
きっちり相手をリバースさせる事も忘れずに
相手にダイレクト面があれば咲を設置し、4点多面を目指します
リフレッシュポイントを含まない場合にテキスト2点を最大限活用する方法は5点を通す事
8扉によるアグロの意味は相手の圧縮を崩し、最終の4~5点を通しやすくする事に帰結します
道中にしっかりと圧力をかける意識を徹底しましょう
3コスト+3500助太刀が保つ限り、常にテキストを発動できる
4点を通す事が強みとはいえ、そう簡単に通るものでもありません
通った時の追撃がピエールの強さであり、それを可能としているのが絶妙なコストパフォーマンスにあります
コナンの松田と違い、手札が2枚必要な代わりに2ストックで発動する事が可能であるピエール
これは1ターンのアタックで賄える3ストックを使って3500拳まで構えられる数値であり、コナンの松田とは明確に違うメリットとなります
無理してテキストを発動した場合でもピエール本体アタックによる1ストックは絶対に確保できる為、3500拳さえ構えていれば次のターンもテキストを発動出来る、という訳です
粘り強く勝機を伺うWSは今では考えられませんが、少なくともコロナ前くらいまではこのような考え方のデッキが多かったように思います
ブラウのプレイを勉強するのであれば、それ以前までの参考文献に目を通してから、現代WSの考え方を吸収する事をオススメします
いかがでしたでしょうか
sideMでブラウファイトに出るぞ!と意気込んでいる方の助けとなれれば幸いです
ではでは
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