今一番ハマっているスキップチャドー
タイに来て釣り堀の魚に飽き始めた頃、セブンシーズプロショップのチャイさん(オーナーさん)の所に行き天然の魚今あるタックルで行けるものを聞いたのが泥沼の始まり。
バンコク近郊の河川でオーバーハングの下にワームをスキッピングで入れてジャイアントスネークヘッド(現地の人はチャドーと呼ぶ)を狙う釣り方
キャストに関しては多少の自信があった為余裕だろって思ってボートを予約したのを覚えています。
確か初めての日のタックルは2セット
WS1652R-5 19アンタレス PE4リーダー50lb
WS1604RS-5 アンタレスDCMD 上記と同じ
チャドー釣りにおいて全く知識の無かった僕はそれまでにpilot111でチャドーを釣ったルアーとチャイさんから教えてもらったルアーを購入して当日釣り場に向かいました。
朝釣り場に着いてボートに乗りタックルを準備してる時ボートマンからスキッピング出来るルアーは持ってるか?聞かれフロッグとスイムベイトのワームを見せると何やら船に乗ってたバケツを漁り日本ではまず使わない、そして売ってても買わない見た目のワームを取り付けてくれました。
それがこちら↓
この日1日のほとんどをこのルアーで過ごす事になりますがもらった直後は正直、朝何投かして変えようと思いとりあえず釣りをスタートさせました。
最初の関門
キャスティング
ポイントに着き実際ルアーを投げてみるとルアーが軽すぎてキャストが決まらない
初速を出す為に竿をいつも以上に曲げて投げる
↓
PEのキャストに慣れていないためすっぽ抜ける。
↓
サミングに意識を持っていきすぎて弾道が上がる
途中ルアーを変えたりネイルシンカーを入れて重量を上げたり出来る限り工夫をし
なんとかキャストに慣れる頃には完全に日が昇り釣り開始から1時間を過ぎた頃でした。
この時点で次の釣行時のタックルセッティングを考えていました。
次の関門
チャドーにルアーを気づかせる
キャストが決まりルアーが良いところに入っても冠水植物の中にあるチャドーは気がついてくれない事が多々あります。
ボートマンが同じ所に10回投げろ7回投げろって言うのは当たり前、酷い時は30回同じトレースコースに投げてやっとバイトが出る事も経験しました。もちろん1回で出る事もある
初挑戦時はポイントも色々見たいし、基本的にボートでもオカッパリでもランガンタイプの僕は同じポイントしかもピンに3投以上した事なかったので、同じポイントに何回も投げるのが苦痛でした。
次なる壁
フッキング
キャストが完璧ではないですが決まるようになり初釣行日は全部で4バイト出たのですがうち1バイトは朝のキャストに慣れるまでの時で完全にキャストの事で頭いっぱいで何も出来ませんでした。
今思うと残り3バイトが乗らない原因も単純です。
原因①
フッキングが弱い
原因②
バイトのイメージが出来てない=準備不足
当時僕はボートマンに言われるがまま付けたワームにスプリング式ワームキーパー+スキッピング時ズレにくい様に横挿という自らフッキングの難易度を上げてました。
この為ただでさえ刺さりにくい強靭な顎にズレにくさ最強にした太軸フックをフッキングさせる為のフッキング力が完全に不足でした。
次に準備不足
どんな所でバイトが出るか?イメージが出来ていない為反応、対応が遅れて結果乗らない。
そんなこんなで初日は終了。
ただ釣り時間終了と同時に次の予約を入れてました。
そこから初チャドーキャッチまで毎週ボートに乗り、ロッドを変え、リールを変え、ルアーを変え、リーダーを変え自分なりに最適解を探しました。
そして遂に念願のチャドーをキャッチ
初挑戦から4週間後4回目の釣行
この日はタイに来てからチャドーの事についてアドバイスを頂いている先輩2人のうち1人とそのお友達と合計3名での釣行
この日はボートマンにガイドしなくていいからエリアから流す向き全て自分で選ばせてくれと言いました。
まあまあ嫌な顔されましたが過去3回釣れていないので無理矢理納得させてスタート
潮の満ち引きにより水位が変わる川なのでその水位を考えてポイントに入らないといけません。
ただこの日は比較的水位が高く岸際に冠水植物が増えてチャドーを狙うには絶好の日でした。
午前中の2バラシ
遂にフックにチャドーを掛ける事に成功!
4度目にしてやっとチャドーとまともなファイトすることができました。
が!!!
痛恨のバラシ!
バラした後にランディングネットをストレージから出そうとしてるボートマンを見て凄くムカついた気がしますw
その後バイトがあるもワームの尻尾だけ取られたり、やっと釣れたと思ったら良いサイズのプラーチョンだったり。
そんなこんなで午前中終了
一緒に来てた人達と合流して昼ごはん兼情報交換
午後からは午前中、先輩がチャドーをキャッチした上流エリアに向かうことにしました。
午後一発目の事件発生‼️
昼食を終え僕のボートより少し上流のポイントに入った先輩が9キロオーバーをキャッチ!!
釣れたポイントを聞き一応見に行くも2匹目の泥鰌はいませんでしたw
9キロが釣れたポイントから500メートルくらい下流に入り直しました。
ポイント到着後数投目
ボート側での大爆発
キャストが水没したオーバーハングの隙間に入りボートギリギリまで引いてきた時にバイト!!
カバーから離れてた事もあり比較的冷静にファイト出来た気がします。
一つ想定外があるとしたらサイズが想像以上にデカい!!
生まれて初めて釣り上げた天然チャドーはなんと8キロのモンスターサイズ
後に不幸な思いをすることに
ひとまず記念すべき初チャドーをキャッチしたこの日は合計4匹のチャドーをキャッチ、バイトは10以上ととても良い日になりました。
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