「ポジティブ」な職場
ハグカムでは、フルリモート勤務がすっかり定着し、かれこれ4年半。
リモート勤務の利便性・効率性を最大限享受しつつも、チームビルディングやVMV浸透を目的としたオフラインワークを定期的に開催しています。
11月後半、4カ月ぶりのオフラインワークでした。
名称を「ハグコムワーク」に変更
オフラインで集まるから「オフラインワーク」と呼んできましたが、遠方のメンバーもいるので「オフライン」ではないな、と違和感。
今回から、「ハグコムワーク」に変更しました。
ハグコムは、社名のハグカム+コミュニケーションの造語で、コロナ禍のリモート勤務をきっかけに生まれた制度です。
リモート環境だと自発的な雑談は生まれにくいので、週1回30分、全員で集まっておしゃべりします。ハグコムの運営は2名ずつの交代制で、3カ月に一度バトンタッチをします。2名はグループを横断して選ばられるので、この2人にも業務外のコミュニケーションが生まれるのもよいところ。
すっかり定着した名称をそのままお借りして、「ハグコムワーク」としました。
開催目的は少しずつ変化しますが、ハグコムのメンバーが業務外のテーマでコミュニケーションを活性化させる時間なのでぴったり。
付箋に書くワークは廃止
もうひとつ変えたことは、付箋を廃止して、オンラインホワイトボードツールを活用したこと。
これまではワークをするときに、当たり前のように付箋とペンを用意していましたが、やはりオンラインメンバーにはシェアしづらい…。
miroというツールを事前に用意して、ツール内の付箋に書いてもらうように変更しました。
オンライン参加メンバーが同じ参加体験となるように
ワークやアイスブレイクも、オンライン参加メンバーがやりやすいものを選定しています。
なので物理的なものを使うゲームなどは除外。
今回のアイスブレイクは、「隣の人を褒めてください」にしました。
席順は会場に来た人がランダムに座っていくのでたまたま座った隣の人を順番に褒める、という偶発性がよい。グループを超えてミーティングや情報共有はしているし、Slackでも業務は見えるので、誰が隣でも何かしらは出てくるかな、と。
普段と違う形式で相手への感謝の言葉が出てきてとても気持ちが温かくなりました。
さらに、入社2カ月のメンバーが、みんなが褒め合う様子を見たのち、自分の番になったときに感極まって泣いてしまうというほっこりエピソードまで生まれました。素敵!
オンラインでも対面でも熱は伝わります。
ワーク後のアンケートでも「発言しやすいアットホームな雰囲気」「画面越しではあったが社員のみなさんが実際に動いていて新鮮に感じた」「ミッションへの理解も貴重な話を通じて深められた」と、よいコメントをいただけました。
ただ、まだ改善点はあるなと思っています。
担当業務によって持っている情報には差があるので、その差が不要なテーマ設定にしたり(これはオンライン参加かどうかは関係ないな)、グループワークのファシリテーターをオンライン参加メンバーをにしてもらう…などなど。
引き続き、型にはまらずハグカムらしいワークの形式を考えていきます。
ポジティブである、ことの重要性
今回のワークのあるテーマのなかで、メンバーがハグカムの組織を「ポジティブ」と表現してくれることが複数ありました。
これはとても嬉しい!
ポジティブな環境の方が、働く上での心理的な安全性も守られるし、新しいアイディアが出やすい。
というだけでなく、教育を提供する立場として、ポジティブであることはとても大事だと思っています。
子どもたちにとって経験はそのまま価値観に変わります。大人よりも経験していることが少ないので、その瞬間の経験はものすごく影響度が大きい。
そのときに大人がする対応やかける言葉はそのまま子ども影響します。
だからこそ、目の前におこった事象に対して、悲観的にならずに「どうしたら解決できるのか」、現状維持ではなく「どうやったらもっとよくなるのか」、というポジティブな思考でものごとに向き合ってほしいと思っています。
ハグカムのメンバーが直接生徒たちと対話する機会は少ないですが、先生を通じて、保護者を通じて、サービスを通じてその思考は必ず伝わります。
だからこそ、メンバー自身がハグカムのことを「ポジティブだ」と自己認識してくれたのはとても嬉しく感じました。
ハグコムワークお疲れさまでした!
4カ月に一度の開催ですが、気づくと「あれ、そろそろ日程決めないと!企画も進めますっ」とあっという間にやってくるんですよね。次は3月ぐらいかな。
ちなみに、開催時間はランチ時間も入れて3時間半~4時間程度です。
もっと長い方が?という意見も過去出ましたが、大人でも集中力が続くのはこれぐらいですし、間延びさせずにコンパクトに設計する方が次につながる気がしています。
ま、あくまでもこれまで7回開催をした経験上の学びなので、ワークの企画次第ですね。
夜の懇親会は任意参加ですが、スクール運営グループのインターン生もたくさん参加してくれました。海外留学している学生も多く、帰国のタイミングで開催できてよかった!
…と、気づけば年の瀬の12月30日。
2024年の抱負は「創」を掲げていました。新しいことを創り、仕掛けていく。
抱負通り、今年は新しいことをたくさんスタートできたなぁ。
来年に向けた新しい事業の仕込みも進み、師走っぽい12月を過ごしました。
そんな矢先にクリスマス前後にがっつりインフルエンザにかかり…十数年ぶりのインフル罹患にうなされた数日でした。。
が、身体の毒素が全部出た気がする!(ポジティブ~)
そんなこんなですが、今年もみなさま大変お世話になりました。
来年もポジティブで素敵な1年になりますように!🐍