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ゆるっとテレビ無し育児の効果(3歳→5歳継続中)

こんにちは!ちもです。


我が家、現在も継続中のテレビ無し育児について、3年やってみた感想は一言で言うと

ゆるっとテレビ無し育児ならやってよかった🍀 
がというのが私の感想です。


最初は完全テレビ排除だったのですが、メリットもデメリットもありました。
毎日の子供の様子や、知育としてテレビも必要だと感じたこと、テレビのつけっぱなしよりポイント的にテレビを導入した方が教育的にも育児的にもよかったという経緯から
ゆるっとテレビ無しになりました。

テレビ無し育児に興味がある方、やってみたいけど実際どうなの?と考えている方の参考になれれば嬉しいです🌸



テレビなし育児を始めた理由

双子が3歳2か月の頃、パウパトロール大好きでした。
敏感っ子の特性であるHSCの影響なのか、年齢的にまだ幼かったからなのか分かりませんが、

朝登園準備したらテレビ📺・帰ったらテレビ📺・お風呂あがったらテレビ📺

パウパトロールの番組自体はとても面白いし視野を広げるのにとてもいいのですが、
我が家の場合、テレビ漬けの毎日というのは

■テレビ有り生活で困っていたこと
・体を動かさず受動的な遊びが増えた
・テレビを消した後、まだ見たいとぐずる対処が大変
・テレビ番組関連のグッズで買う・買わないの攻防が起きた

この3つに困っていたのがきっかけです。

テレビを見るとどうしても動かずじっと座って食いつくように視聴していました。

1話見たら終わりという訳にはいかず、もう1つ見たい!となり、結果的にテレビ視聴時間が増えて幼稚園のある平日は夜ご飯・お風呂・就寝準備以外はほとんどテレビという状況でした💦

なのでいくら幼稚園で疲れてゆっくりしたいとはいえ、帰宅後はじっとしているという状況がとても幼児らしい生活には思えませんでした。


またこの時期は、登園準備したらテレビというように頑張ったご褒美のような位置づけでテレビになっていました。

確かにご褒美(=テレビ)を与えると視聴している間は静かになりますが、
テレビを見終わって登園時間になるとき、すごく嫌がってぐずぐずのまま登園ということが本当に多かったです。

ここで気づいたのが、登園前にテレビ見せることで幼稚園に対するモチベーションが下がるのかもと感じました🤔

テレビを見る回数を制限してみた

朝は登園前に1回、夜はお風呂上がりに1回テレビという回数制限もやってみました。

中途半端に制限してもずっと言われるのは「テレビ見たい」×2人でしたし、要望が叶わなかったことに対してぐずっていたので中途半端に制限することは逆に大変でした。

また、CMもそのまま見せていたので(CMになったら早送りしていたけど、うっかり見られてしまってCMも見たい!と言われるのがよくありました。)
オモチャが欲しい!テレビ見たい!映画館行きたい!
おねだりのオンパレードです。

おもちゃももちろん買いましたし、要望通りテレビを見せたりもしましたが、子どもっておねだりの上限が無いように感じて断りづづけるのも逆にツライなと感じるようになりました💦

子どもも要望が通れば「話を聞いてくれた!叶えてくれた!嬉しい✨」となります。
でも毎回我が子の言われるがままに行動するのも違うと思うので断ると「なんでだめなの~?😢」と悲しい気持ちが溢れている。

パウパトロールに関する要望を断ったり叶えたりの攻防に私自身が疲れてしまったのもあります。
(ちなみに私はエベレストが好きです)

テレビがきっかけで私と双子との間で喧嘩が増えてしまったのが悲しいな、と思いここで初めてテレビ無し育児を始めよう!と決心しました✨

テレビ無し育児開始(3歳2か月)

リモコンが電池で動くことを知らない当時3歳双子は、電池の入っていないリモコンを押し続けてテレビが点かないことを確認、

「壊れちゃったんならテレビ見れないのもしょうがない」となります。
(もう少し大きい子は主電源を抜くというのも一つの手段です👌)

子どもは案外オモチャで遊んだり、工作したり、身の回りのものでいろいろ遊び始めます。
テレビばかりの受動的だった遊びが、自分で考え、行動して遊んでる様子にやっと子供らしく遊んでるなと感じました🌟

ただ、最初の試練として
最初の1~2週間は子どもよりも大人の方がテレビ無しの状態につらさを感じてくると思います。

「ママ遊ぼ~!😆」と言われる頻度が格段に上がります。
テレビのありがたみをここですごく感じるのですが、何度も遊んでテレビ無し生活に慣れると「育児をテレビに任せすぎていたかも」と感じるようになりました💡

最初のうちは子供も「テレビまだ直らないの?」と聞いてくるのですが、時が経つとテレビ無しの生活が当たり前になるので聞かれなくなり、各自やりたいことを遊び始めます。

ゆるっとテレビ無し育児 良いところと良くない点

メリット

・絵本を読むようになる
・子供が自分で考えて遊ぶ機会が増える
・運動量が増える
・大人が提案する遊びの引き出しが増える
・テレビで見て欲しくない情報を遮断できる

今までテレビを見ていた時間が工作、お絵描き、折り紙、ごっこ遊び、外遊びなど、別の遊びに変化するのですが、どれも自分で考えて遊んでいるように感じます。

工作だったら「なに作ろうかな?」「どうしたら壊れないで作れるかな?」

ごっこ遊びでも「お店屋さんにお金が必要だから作ろう!」

外遊びだったら「どうやったらこの虫捕まえられる?」「滑り台からどんぐり転がしたらどうなる?」

といった感じでどんな遊びにも必然的に考える機会が生まれます。

デメリット

・テレビからしか得られない情報もある
・テレビを見ることで映像や音で本だけでは伝わりにくい部分を補える(例:ライオンを本で見るだけよりもテレビで見た方が声や歩き方など理解が深まる)
・自分が疲れていたり体調が悪いときなど、どうしても頼りたくなるときがある
・小学生になると話題についていけなくなりがち

私が風邪で子供の相手が辛いときも何度もありました。

個人的にはその場しのぎでテレビを見せ始めたら、また見せ続けることになり大変になるのが分かっていたのでテレビに頼りたいと思いつつも出来るだけ自分が楽できる遊びを事前準備して提供していました。

■私が体調不良の時にテレビ無しでやり過ごした遊び
・粘土
・ぬりえ
・パズル
・病院ごっこ(私が患者さん。寝ながら相手できる)
・音声ペン付き絵本(咳でしゃべれない時に役に立ちます)
・オモチャ(事前にストックしてここぞの場面まで保管)


テレビからしか得られない情報ってたくさんありますよね。

災害時に自衛隊が助けに行っているニュースを見て「自衛隊になりたい」と言っているお友達が居ました😲

かなりレアな例ではありますが、テレビで視野が広がることも多くあります。

反対にテレビ無し育児を始めるとテレビを見ていた時間が別の遊びに変化するので

全くテレビを見せない生活から、場合によりテレビOKに変化した理由

我が家で唯一テレビを見せる時があります。

①実家に帰ったとき
車に乗っているとき
①タブレット教育を終えた30分~1時間のみ

実家の場合はどうしても実家側の生活スタイル(テレビつけっぱなし)があるので合わせて見せています。

自分の家よりは遊ぶ物が少ないので長時間居る場合はテレビがあった方が楽ですし、テレビ無し育児のデメリットでもあった、テレビからしか得られない情報も多少は補えているのかなと感じます。

うちでテレビ見てたら即チャンネルを変えてしまうであろう時代劇も、実家の祖父母が見るついでにうちの子どもたちも見ているのも我が家では得られない経験かなと感じます。


あとは車に乗っているときのテレビ視聴ですが、最初は見せていませんでした。

遠出して山にキャンプする為など、どうしても長時間の移動が必要な時は必要性を感じたのでテレビを見せることにしました。

ポケモン・NHKの教育番組を家のレコーダーで録画、CMカットしてブルーレイ(またはDVD)に書き込みしたものを再生したり、

最近ではおうち英語を始めた影響でYouTubeをの動画をダウンロードしてSDカードに入れて再生する方法をメインでやっています😊

ムダなCMが流れず、親の選択した動画をただ再生しているだけといった視聴方法が出来るのでテレビ見ながら学べているという良い環境が作り出せている感じがします。

映像ばかり見せる育児は好きじゃないけど、外遊びの合間に学び要素がある映像はOKといった基準が自分の中にあります

日本のアニメは学び要素よりもグッズを買ってもらうための購買に繋がる要素しか感じないのであまり見せたいとは思わないのですが、子ども自身も好きで友達とポケモンを通じてお友達が仲良くなることや教育テレビばかりだと飽きてしますので見せていました。
現在は日本のアニメよりも海外アニメの方が面白いと言っており、海外アニメをメインで見せています。

5歳ではタブレット導入

5歳からおうち英語を始めた影響でトド英語とトドさんすうという教育アプリを終えたら好きに遊んでいいと条件を付けてタブレットを導入しました。

トド英語・トドさんすうを教育目的でどうしても導入したかったのですが、継続していくとなると他に頑張ったご褒美的な位置づけのアプリが必要になり、Youtube Kidsで一日あたり30分から1時間ほど英語動画の視聴を娯楽として取り入れました。

アプリでの学習効果もとてもよく、やってよかったと思っています。
Youtube Kidsもタイマーで視聴時間の制限もありますが、導入当初は動画を見るのをやめるという行動に繋げるのが大変かもしれないと覚悟していました。
タイマーが切れる時間が来る前に自分でキリのいいところで視聴をやめるときもあるので「自制する」という経験の訓練にもなっているかなと感じます。

教育ママはテレビ無し育児をやっている人が多い


私自身の身の回りの人や、SNSで参考にしている方はテレビ無し育児をしている人が多い印象があります。

知育界で有名な佐藤ママもやってます。


どの方も言える事は、教育に力を入れていてテレビを見る時間がないからという理由からテレビ無し育児になっているという印象です。

私も教育に力を入れ始めたのは5歳になってすぐの頃で、おうち英語やワークなどに取り組み始めると、確かにテレビを見ている暇が無いぐらい時間が毎日足りないと感じています。

ゆるっとテレビ無し育児 今後のはなし

私は、子どもの気持ちが分かるからこそダメなものはダメと強く言えない性格でもありました。

世の中にはダメなものはダメと割り切って対処できる方もたくさんいます。

5歳となった今思うのは育児的に経験値が浅かったので割り切れなかったこと、ついつい子どもの主張を聞き入れていたが最大の原因だと思います。
(子どもの主張を聞き入れる方法、本当にキリがないと経験で悟ってきたので割り切って対応する事をオススメします。)
その為テレビ無し育児という形になりました。

テレビ無し育児は賛否別れると思います。

私も色々試行錯誤した結果、この方法を取り入れることになりました。

皆さんの生活スタイルや教育方針に合った方法で困っていたら「まずはやってみる」ことから始めてみるのもいいと思います😊

まずやってみて上手くいかなかったり、なんか違うと思ったら違う方法を考えるの繰り返しで、それぞれの家庭に合った育児が完成していくんだなと日々取り組んでいて感じます。


最近ではおうち英語を開始していますが、おうち英語ってどうしてもテレビやタブレットが必要で少しずつ導入して様子見ています。

今までテレビ無し育児が確立していたのでテレビやタブレットをじっと見ている我が子を見ると「なんかやりたい育児と違う…」と感じた時期もあったのですが、たくさん外で遊んだ後の1時間だけならぜんぜんOK!と思えるのでそういう場面で少しずつ導入していきました。

テレビと言っても色んな番組があります。
ただテレビのスイッチを付けて見せ続けることに自分は抵抗があったんだなとテレビ無し育児を続けて思ったのですが、
今では自分がいいと思ったものだけ&適切な視聴時間を見せている状態なので良いとこどりしながらテレビ視聴出来ていると感じます。

これからも自分が許せる範囲でテレビやタブレットを取り入れていきたいと考えています。


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