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頭の良さと賢さは違うんじゃないか

こんにちは! あやうく三日坊主になるところでした笑
たくさんスキやフォローが増えて嬉しいです☺

さて、僕は運良く偏差値の高めな中高そして大学に通うことができているのですが、人と話している中で学校名を言うと「頭がいいんだね~」と言われることがほとんどでした。
確かに、一般的には偏差値が高い学校には頭の良い人が多いとされているし、実際にそういった学校の卒業生は社会で活躍している有名人も多いです。
しかし、僕自身は自分が「頭がいい」とはちっとも感じないんです。ではなぜ頭がいいとされる学校に通うことができているのかというと、「賢い」からなのではないか、と考えています。

では、「頭がいい」、「賢い」とはどういうことなのでしょうか。
同じじゃん、何が違うの?? って思う人もいると思いますが、僕は頭の良さと賢さは別だと思っています。
ここでは、人によって考え方が違うのは当たり前だという前提のもとで、僕の持論を紹介します。

「頭がいい」とは、頭の回転が速いということだと考えています。
例えば、話し方が上手な人、瞬時にツッコめる人は頭がいいなーと思う人の特徴です。

一方、「賢い」とは、その時々に自分のやるべきことを適切に行えることではないでしょうか。
近い表現だと、「要領がいい」という言い方もあると思います。
具体的に言うと、目標を見定めて、それを達成するために適した手段を選択し、実行する力がある人のことです。

「頭がいい」人の特徴は結構わかりやすいので、あなたの周りにも思い当たる人がいるのではないでしょうか。
それに対して、「賢い」人は見つけるのが難しいと思います。
なぜなら、「賢い」人は「頭がいい」人が得られる成果を目指し、それを本当に達成してしまうからです。
つまり、「賢い」人は「頭がいい」人に紛れてしまうんですね。
その裏には優れた計画性や現状分析、そして高い実行力や我慢強さが隠れているのですが、賢い人はそんなものをアピールしないんです。むしろ、そこまでしないと頭がいい人に追いつけないという劣等感すら感じてしまいます。

僕自身がこの違いに気づいたのは大学受験を終えてからでした。
僕は、頭の回転が超絶遅いんです。人と話をしているときも、相手の会話のスピードに着いていくことができず、特に複数人で話しているときは会話の流れに乗れず一言も発せないこともよくありました。
そして、「自分は頭の回転が遅いな、頭の出来がよくないな」とつくづく感じていたのです。
でも、テストではいい成績を取るので友達には「頭がいい」と言われるし、学校の偏差値が高いので周りの大人にも「頭がいい」と言われます。
僕はこの矛盾にずっと疑問を抱いていました。
その結果たどりついたのが、「自分は頭が良いのではなくて、頭がいい人と同じ成果を得るのが上手なんだ、つまり賢いんだ!」という結論でした。

この記事は、僕のように自分の認識と他人からの評価のギャップに疑問を抱いている人や、そのことで期待されて苦しんでいる人に向けて、こういう視点もあるんだよ、ということを伝えたくて書きました。
周りの人から的はずれな期待をされることでプレッシャーを感じてしまうのはつらいことですが、それは裏を返せば、あなたは頭がいい人となんら変わらない成果を出せているということを伝えてくれているのです。
この記事が、そんな人を励ます力になることを祈っています。

では! お互い頑張りましょう~☺

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