「チャイム」の今後について
こんにちは。初めまして、あるいはご無沙汰しております。児玉(こだま)と申します。
2015年の9月、pixivに、「チャイム」という一次創作小説シリーズを投稿し始めた者です。
2020年の6月に、最新話である13話の最初の部分を投稿してから、3年が経とうとしているようです。
長い間、小説の更新もtwitterでのつぶやきもできずにいました。ですが、近ごろ、チャイムの執筆や創作活動に戻りたいなという気持ちになっています。
どうして急にやる気になったかというと、いろいろな原因が絡み合っているので、一言には言えないのですが……、本当に数日前に、自分で自分の小説を読み返して、「自分が記憶しているよりずーっと面白いな!?」と思ったから、というのが大きいです。
私は2019年8月のコミティアで、「チャイム」の1巻を販売しました(チャイムは3章構成の物語です。そこで第1章のみをまとめ、本にしたのでした)。その時に自分用にとっておいた1冊の本。製本してから、正直パラ読みするくらいで、真面目に読んだことがなかったかもしれません。2019年時点で4年前の文章だったこと、そして当時、「自分の文章は稚拙だ」という強い思い込みがあったこともあり、とにかく本にするだけして、その後はほとんど本に触れず、中身を読まず、そのまま創作活動からも離れ……なんとなく自分の創作に対して、気まずいままでいました。
ただ、つい最近、一次創作活動で知り合った方々と一次創作の話をすることがありました。そこで、自分の一次創作に対する正直な気持ち(自分の創作に対して少し気まずく思っていること、そう思うようになった自分への悔しさなど)を吐露することで、
どこか解放されたような気持ちと、「もうそろそろ向き合ってもいいかな」という気持ちが湧いてきて、数年ぶりに、自分の本を引っ張り出して、読んでみることにしました。
それが、自分が思い込んでいるよりもずっと面白くて……。
確かに拙いところはあるのですが、それ以上に、よく頑張ってここまで書いたな……という感動がこみあげてきて あとは、単純に自分のつくったストーリーが面白くて(すっかり展開を忘れているので、「こんな形で今後の伏線を張るんかい!」「ここでこのキャラが登場するんかい!」という面白さがある)、「これは、もしかしたらとっても面白い物語なのかもしれない……」という気になってきています。時間が経ったから、素直に楽しめるようになったのでしょうか……。
とにかく、驚きとともに、「これは続けないといけない」と思いました。客観的に楽しむことができる、というのは時間を置いたからこその面白みだと思いますが、やはり自分で書いた文章、自分が組み立てたストーリーなので、おそらく作者の自分にしかわからない伏線、布石が散りばめられていることにも気付きました。「これは3章(最終章)で回収する話だ」、というのは、おそらく私が一番わかるのだと思います。回収されたら気持ちいいんだろうな、面白いだろうな、ということも、体感としてわかります。
是非、「回収」をしたい、そう思っています。
そのために、本編を進めようと思うのですが……自分で、どこに何を撒いたのか思い出すために、完結済みの2章の推敲作業を行い、本にするところから始めたいと思います。コミティアで、できれば来年の5月のコミティアで販売ができたらいいなと思います。あくまでも目標ですが。
2024年5月のコミティアでチャイム2章を販売し、そして3章の執筆を始める。これが「思い出しつつ新たに加えていく」、新しいチャイムの書き方になると思います。
twitterは主に、らくがきを上げたり、本編軸とは関係なくキャラクターたちの話をするために運用しようと思っています。
数年前に仲良くしてくださっていた方ともお話ししたいのですが、やはり数年前なので……どのようにお声がけすればいいものか、と思っているのですが、TLに上げていらっしゃるイラストや文章を拝見したり、創作本編がある方は拝読したりしながら、のんびりと作品に触れさせていただきたいな、と思っています。急に反応するため驚かれてしまうかもしれませんが、ご容赦いただけるとありがたいです。
また、こちらのnoteを活動報告、兼、緊急連絡先としたいなと思っています。twitterが一番気軽で、頻繁に更新するかと思いますが、もしtwitterに何かあったらこちらで発信ができたらいいなと思っています。
とても長くなってしまいましたが、私が自分の創作を面白いなと思っていること、続きを書きたいと前向きに思っていることが伝わりましたら、それが一番うれしいなと思います。
今後ともどうぞ、よろしくお願いいたします。