防災袋
発達障害(自閉症スペクトラム)と診断された子どもを育てている母のつれづれ日記です。
東日本大震災以降、支援学校では「防災袋」を各自準備し、学校で保管します。
袋の中には非常食、飲料水、衛生用品、下着類、防寒着、気持ちを安定させるための本人お気に入りグッズを入れます。
半年に一度持ち帰り、衣類は夏用と冬用を入れ替え、保存食の期限をチェックします。
実際に大震災を体験したのはユウがまだ託児所にいるときでしたが、地震が起きて停電したため信号機も作動せずお互い譲り合いで運転したので、直に迎えに行ったものの到着までにかなり時間がかかりました。
また、家の被害がどれほどなのか分からない、子どもが避難所生活が難しいのでガラスや食器などの散らばった危険物を取り除いてから迎えに行きたい、などの理由から、支援学校に通うお子さんの迎えはかなり遅かったようで、学校に入学してからは「すぐにお迎えを!」と念を押されます。
こういった背景もあって「防災袋」を持って行くことになったとのことです。
袋には必要なものをきちんと入れて持たせつつ、災害が起こらないことを祈っています。
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