脳梗塞は完成するもの | 脳梗塞の予兆はありました
【脳梗塞の完成/未完成の概念】
前期ドラマで人気だった医療ドラマのアンメット。
その中で、
主人公のミヤビ先生が朝目覚めず
三瓶先生が病院に「脳梗塞が完成しました」と電話をかけていたシーン。
あ、脳梗塞って未完成状態から完成に移行するものだったのか!と驚きました。
この概念で、脳梗塞発症まで不思議に思ってたことが色々腑に落ちて、自分の脳梗塞がどのように進行したかより深く理解するきっかけとなったのです。
私は2月末に熱発で入院し高熱で意識朦朧としてるうちに3月末には脳梗塞が完成してしまったらしく、足が動かせていないことにナースが気付いて検査して、脳梗塞と診断されたパターンです。
(なのでドカンと倒れたりしていなくて、後日気付いたら多発性脳梗塞になってた人です)
でも、入院前に脳梗塞の前駆症状はあったんです。
視野半分が認識しづらくなる半盲状や視界がギラギラする閃輝暗点があって、これらは脳から来る症状だと鍼灸学校で学んでいたため#7119に相談の電話をしました。
救急車呼んだ方が良いと言われ運ばれたのが東大病院でした。
熱発にばかり気を取られた医師は残念ながら頭の検査はしてくれずに、脳梗塞の予兆も気付かれずに、解熱剤の点滴だけで帰宅させられました。
それでも体調相当悪かったので翌日かかりつけの今入院の病院へ。
そのまま即日入院となったのです。
つまり、
今脳梗塞が完成してる血管は2月末の時点では細くなりつつもまだちょっとは血流あって未完成状態。
熱発や何やかんやしてるうちに脳梗塞が完成して両下肢麻痺になっちゃった~という感じです。
私の脳梗塞は微小血栓で、3ヶ所つまってしまっているそうです。
APS(抗リン脂質抗体症候群)とい血栓ができやすくなってしまう自己免疫疾患の持病を持っており、血栓のできやすさを示すDダイマーという数値が通常1程度のところ、私の場合は98もありました。
これだけ高いと、やっぱり脳梗塞になる可能性が高かったのだと思います。
あの天下の東大病院でも未完成だったとしても脳梗塞を見つけてもらえなかったのは、悔しい。
その時点で見つけてもらって血栓予防薬などをいれてたら、、こんな両下肢麻痺の苦労はなかった世界線もあったのかなぁと、ちょっと悔しくは思ったりすることも、ないことはない。
ですが、
なっちゃっいましたしね。
この体でどう生きていくか。
そちらを考えてる方が楽しいから、
供養投稿をしてまた前に進みたいと思います。