要介護5で生きていくこと 療養病棟への移動
今日の午後、ついに回復期リハビリテーション病棟を出て、隣の療養病棟へ移ることになりました。
40代という年齢でこの道を歩むことになった現実には、正直なところ、まだ戸惑いを感じています。
でもこの変化もまた私の一部であり、これからの生活の一部になるのだと少しずつ受け入れ始めています。
要介護5という状況の中、私ができること、そしてこれからの生活について改めて考える機会になりました。
療養病棟は、回復期のリハビリテーション病棟とは異なり、リハビリの進行はゆっくりで、医療ケアがより中心になる場所です。
ここ数日立って歩くリハビリテーションを重ねてきましたが、療養病棟はリハビリの時間が極端に減ってしまうので、車椅子に座る時間を長く続けるリハビリに移行します。
自分と向き合う時間
療養病棟では、日々の生活の質をどう維持するかが重要になってきます。
リハビリで前進するというよりも、現状をどう受け入れ、自分の生活のペースを見つけるかが問われる環境です。
この状況をどう感じているかといえば、まだ正直なところわからない部分も多いです。
身体が思うように動かず、自由に行動できないことに対しての不安や不満は確かにあります。
でも、療養病棟ではその不安にどう折り合いをつけ、日常の中で自分なりの楽しみを見つけることが大事なんだと感じています。
介護と自立の狭間で
要介護5の状態で過ごす中で介護のサポートが不可欠な私ですが、それでも自分自身でできることを少しでも増やしていくことが目標です。
たとえわずかでも、自己決定の機会や自立した行動を大切にしていきたいです。
介護される側として、ついつい「何もできない」と思いがちですが、実際には私にもできることはたくさんあります。
療養病棟での生活の中で、リハビリを通じて再発見できることを期待しています。
療養病棟での生活を前向きに
療養病棟に移っても、私は「生きること」に向き合い続けたいと思っています。
要介護5の現実は重たいですが、だからこそこの新たな生活の中でどんな小さな喜びも見逃さず、できる限り前向きに捉えたいです!
新しい生活にどう適応していくか、その過程で何が見えてくるのか、これからもこのブログで綴っていけたらと思います。
がんばるぞー!