【1070回】いい人材とはなんなのだろうかという話。 - Madoka Sawa https://voicy.jp/channel/632/131030 #Voicy 自分の値段を上げるにはどうするか
【1070回】いい人材とはなんなのだろうかという話。 - Madoka Sawa
https://voicy.jp/channel/632/131030
#Voicy
自分の値段を上げるにはどうするか
いかがお過ごしでしょうか?
澤でございます。
今日はですね、都内の某所で打ち合わせをしてきたんですけれども、ある会社さんにですね、僕はアドバイザーとして雇っていただいて、ちょっと大きな発表なんかもありそうだということで、それの打ち合わせに行ってきたんですね。
もう何年か前に僕からすると、もう全然なんていうんでしょう、別世界みたいな生き方を最近、しているんですけれども、本当にありがたいことにいろんなところからお仕事の依頼を受けてですね。
いろんなえー、お仕事させていただいて、本当に幸せだなと思ってるんですけれども、そして、当然のことながらですね。
ただ単に名前を知ってるから頼んでいるわけではなくて、こういうことをあなたができますよねという、ある期待値があり、おそらくはその期待値というものを満たすであろうという予測のもとに僕のところに仕事の依頼っていうのを寄せてくださってるんじゃないかなと思うんですね。
誰でもいいわけでもないし、とりあえず頭数としてというわけでもないと、まぁ、そういう集め方の割にはちょっと割に合わないぐらいの値段をいただいておりますので、そう考えると、当然僕に対する期待値というのは、そのお支払いいただいてる金額以上のものっていうのを返すつもりでやらなきゃいけないんですよね。
じゃあ、なんでそういう依頼が来るようになったのかということなんですけれども、これはですね、決して僕を育ててくれようとかですね、伸びしろに期待しているとかそんなわきゃないんですね。
まずは僕がこれはできるよねというも絶対的なですね、条件があるわけですね。
ですので、その条件というのを満たしている前提で契約が行われ、僕はその前提をさらに期待値を超えるぐらいの頑張りをしていかなきゃいけないというのが、これはですね、えー、仕事を依頼される、受けるというときのマインドセットになってくるのかなと思います。
今、僕はですね、契約書を交わしているもの、あるいは交わすために、いろいろ手続きをしているものを含めるとですね。
たぶん8社かな、契約をしてるんですけれども、まぁ、かなりのスケジュール、埋まり具合っていうふうになってますね。
もちろん、スケジュールがパンクするほどではなくて、やっぱりサラリーマン時代に比べれば、だいぶ余裕があります。
サラリーマンっていうのは、仕組みの中に属していて、僕は外資系だったので、外資系の中だったら、あなたの役割はこれよっていうふうに決まっていて、その定義されている役割の中で、パフォーマンスを出していくというのが、これが条件だったわけですね。
日本企業の場合だと、多くの場合、とりあえず属しているということが、まず第一段階としてあり、そして、その企業に染まっていき、その企業の中で求められている人物像、人材像みたいなものに近づいていくというのが、これが求められているえー、キャリアの積み方ということになってたんじゃないかなと思います。
まぁ、長年こういう形で続いていたわけですね。
裏を返すと、結構、抽象度高い状態で、期待値っていうのが設定をされていて、その中でなんとなく、どこそこイズムみたいな感じで、その会社のカルチャーだったりとか、マインドっていうのを、実現していけばいいよっていう状態だったと思うんですが、今、世の中が大分変わってきていてですね。
もっともっと早く即効性のある結果というものを、企業の方も求めているわけですね。
そうなってくると、育つまで待ちましょうという訳にいかなくなってくると、ですので、僕みたいな人間というのが、まぁ、外部からですね、集められたりとか、呼ばれたりとかして、そして、お手伝いするということなのかなと思います。
もちろんですね、これ、いろんな会社さんお手伝いしてはいるんですけれども、その会社さんに対して、まぁ、クライアントに対して、時間を使ってる間は、もちろんそのクライアントの一員としてですね。
思いっきりマインドセットもリセットをかけて、その人たちと一緒に世の中を良くするんだって、そういう考え方のもとで時間を使うことになります。
自分ができることがわかっていて、かつ、クライアントが誰であれ、つまり自分というものをメンバーの一員を加える先がどういうところであれ、瞬時にそこに対応して、そして、そのクライアントの企業価値なり、組織の価値っていうのを最大化するためのお手伝いができるってなってくると、副業というのは、非常にこれやりやすくなってくるわけですね。
これが一つのところでしかできないってなると、副業というのはちょっと難しいんですけれども、ただ、この副業っていうキーワード、結構最近ですね、ちょっと歪んだ取り上げられ方をしている感じがして、本業の方でお金稼げないから副業でお金をもうちょっと稼ぎましょうみたいな、少し僕からすると、安易かなっていうふうに見える部分があるんですね。
副業で成功している人たちっていうのを観察してみると、これほぼほぼ間違いなく、本業の方で圧倒的な価値が出せるっていうのが、前提条件になってるんじゃないかと思うんですね。
一部の例外はいるのかもしれないんですけれども、本業で結果が出せないのに、副業っていう部分で、何かの結果を出せるかっていうと、僕はめっちゃ疑問なんですよね。
つまり、何かしらの自分にとって、圧倒的なタグというものをつけると、それが自分の価値となり、その自分の価値というものを認めてくれた人たちが、仕事を頼んでくるっていうそういうサイクルになると思うんですね。
ですので、例えば副業とか、マルチキャリアっていうものを考えてるんですけど、どうすればいいですかっていうふうに言われたら、まずは目の前の仕事で圧倒的に価値が出せるということを証明した方がいいんじゃないですかというのが、僕のアドバイスになります。
そして、もし目の前の仕事で、どうしても自分はパフォーマンス出せないから、副業をしたいなというのであればこれ、順番逆なんですよね。
そうではなくって、圧倒的にパフォーマンスが出せるもので、本業として、それに取り組んで、そして、その結果をもとにして、だんだんマルチキャリアを考えていけばいいんじゃないですかというそういう形になるかと思います。
もちろん、最初の段階で本業っていうところで、ボタンの掛け違いで苦しんでる方っていうのは、すごく多いと思うんですけれども、だからといって、マルチに別のところでってなると、全部、中途半端になっちゃって、もっというと、全部でパフォーマンスが出せなくて、結果自分がすごいつらい思いするということになりかねないかなと思うんですね。
ですので、まずは自分がありたい自分でいられて、かつ、パフォーマンスも出せて、自信を持てるような職場だったり、仕事だったりと見つけた上で、そして、さらにそこでですね。
これ、時間の長い、短い、あんまり関係ないと思うんですけれども、何かしらのパフォーマンスを出して、まず自信をつけて、そして、自他ともに認めるという状態を作って、そして、自分のタグとして、それを大事に育てていって、最終的にそのタグで勝負していくということができるのが、これがですね、えー、キャリアを広げていくという意味では非常に大事かなと思います。
ちなみに副業してないと、駄目だなんて全然思ってなくてですね。
もう一社で徹底的にコミットして、仕事をするという生き方は、それはそれで全然、ありだと思うんですね。
すごくそれはそれで価値があることですし、僕はどんどんやっていけばいいと思うんですけれども、その中で自分のタグっていうのをすごく強く意識するということは、これはどういうビジネスパーソンにあっても、必要なことだと思っていています。
そのタグっていうのは、自分が得意だったりとか、多くの人を助けることができたりとか、いろんな価値の測り方ってあると思うんですけれども、それをですね、自分が思っているものと、他者が持っているものが、一致しているとこれ、非常にありがたいわけですね。
もちろん先にですね、他者の期待値を高めてしまって、それに自分を追いつかせるっていう、そういうやり方も全然ありだと思います。
要するにビッグマウスでいくってやつですね。
そういうやり方でもいいんですけれども、ビッグマウスでやるっていう場合には、当然、言ったことはやらなきゃいけないわけですね。
言ったことは実現しなきゃいけないと。
ですんで、それなりにリスキーですよっていうことはあるかと思います。
そしてあと、圧倒的に自信があることができたら、もうこれも本当にそう言ってることですけど大事なのは、できないことも同時に明らかにしておくってことなんですね。
僕の場合だったら、スケジュール管理とか、お金の計算とかまるっきし駄目っていうのは、もう公言してますけれども、そうすると、これもできるかなっていう、相手の期待値っていうのをまぁ、あらかじめストップさせることができるんですね。
それはできませんと言っておけば、そしたら期待値の掛け違いということなので事故が起きないで済むということです。
ということで今日はですね、自分の価値というのをいかに認識していくのか。
優れた人材とか、求められる人材になるためにはどうすればいいのかっていう観点で、ちょっとお話をさせてもらいました。
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