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【1003回】プロに必要な時間の使い方とは何かという話。 - Madoka Sawa https://voicy.jp/channel/632/114806 #Voicy プロがなぜプロなのかという話。

【1003回】プロに必要な時間の使い方とは何かという話。 - Madoka Sawa
https://voicy.jp/channel/632/114806
#Voicy
プロがなぜプロなのかという話。

いかがお過ごしでしょうか?
澤でございます。
今日は、プロというものについて、ちょっと考えてみようかなと思うんですけれども、プロフェッショナルというのは何なのかという問いはですね。
ビジネスパーソンであれば、ちょこちょこと耳にしたりとか、何かの折に例えば、研修とかですね。
そういったときにも出てきたりするんじゃないかなと思うんすけど、プロって何ですかね?
よく僕もこの問っていうのを研修とかでさせてもらうんですけれども、プロってなんだと思いますか?というふうに参加者の人達に問いかけるんですけど、一番多いのは、やっぱりお金をもらって仕事をする人という、そういう答えなんですね、これも一理ありますよね。
お金をもらうというのは、プロであると、確かにプロフェッショナルというのは、職業というものと紐づいていたりもするので、確かにプロというのですね、報酬を得るという、そういった権利を有しており、そして期待値に対して、答えなければならないという義務も課されているというふうに言えるじゃないかと思うんですけども。
じゃあ、プロとして認められるというのは、これ何が必要かという話なんですが、よくですね、一流のプロというふうに言われる人たちってのは、ある程度の経験年数が求められることがあるんですね。
スポーツの世界なんかだと、若さというものもそのまま武器になる競技が多いので、若くてもトッププロというふうに言われる場合もあるんですけれども、いわゆるビジネス、まぁ、ホワイトカラーと言った方がいいかな。
あのー、会社勤めだったりとか、ネクタイをしている人たち、そういう人たちが生息する、そういう領域だと、プロというものは、経験年数、それに伴って、年齢っていうのが、ある程度いっていないと、プロというふうにちゃんと認知されないこともあるんじゃないかと思います。
そうでもないよという意見もあると思うんですけど、あくまでも一般論として、ちょっとその話行こうかなと思うんすけれども。
むしろですね、例えば高校生で、経営のプロですとかっていうと、どちらかというと色物扱いをしたりとか、場合によってですね、おっさんたちがマウンティングを仕掛けたりなんてことをやったりするわけですね。
えー、するわけですねって、これ全部が全部というわけじゃないですけれども、ただ、そういう現場に僕は居合わせたこともありますし、そういうマインドセットの人ってのが少なからずいるというのはこれは経験則で、ほぼほぼ間違いないんじゃないかと思います。
だけど、若くてもですね、本当のプロってのは何人もいるんですよね。
えー、このvoicyでパーソナリティーを最近始められた仁禮彩香(にれい あやか)さんなんて、もうまさに経営のプロだったりするんですけど、まだ20代前半だよな、彼女。
けど経営に関して言うと、僕なんかは足元にも及ばないくらいのプロです。
なぜかというと、中学校の頃から経営っていうのに携わってるからなんですね。
これたまたまだったらしいんですけれども、たまたまというか、手段が経営というふうになったそうなんですね。
自分が実現したい何かがあって、それを実現するためには、経営というものをしなくちゃいけないということで、結果的に経営のプロになっていたということなのかなと思うんですけども。
となると、彼女は若いからプロじゃないとか、もはや言えないんですね。
なぜかというと、20代にして、もう10年以上の経営の経験があるわけですね。
そして、これですね、経営に携わっているとか、経営を始めて、それからほったらかしは駄目なんですね。
経営というものをし始めてから、ずっとアクションをしていく、そしてこれが一番大事なんですけども、経営について考えている時間がどれだけあるかということになります。
これですね、かなりフォーカスをして、解像度をぐっと高めて考えなきゃいけない思ってるんですけども、経営についてどれぐらい考えているかというと、それこそですね、1日目が空いてるうちに何時間ぐらい考えているのかとか、あるいは1時間のうちに30分のミーティングがあり、15分のメールチェックの時間があって、15分余ったら、その15分は考える時間に充てるとかですね。
考えてる間というのは、例えばぼけっと、空を見てるかもしれないし、のんびりコーヒーを飲んでるかもしれないけれども、脳内ではぐるぐるっとそういう思考が回っている状態ですね。
この時間というのが、あるかないかによって、プロとしての何というでしょう、レベルアップっていうのに繋がってるんじゃないかと僕は思うんですね。
僕自身は何かを表現する言葉に落として、えー、説明をしたりとか、伝えたい相手に動いてもらったりとかっていうのをなりわいにするぞという覚悟をしておりますので、
プレゼンテーションとか、コミュニケーションってものに関しては、僕はプロであるという自覚があるんですね。
もちろん、あなたよりも上手い人がいますよとか、あなたよりもあの人の方がよっぽどプロですよっていうふうにお思いになるかたもいらっしゃるかもしれないですけれども、僕は別に世界チャンピオンだっていうわけじゃないですね。
ただ、少なくとも、かなり思考というところに関して言うと、えー、51年の人生において、長くそのことについて考えているという自負がありますので、僕はプレゼンテーションやコミュニケーションに関しては、プロを名乗るつもりでいますし、その覚悟をしてるわけですね。
つまり、たまたま何となく、えー、プレゼンテーションした経験が何回かあります。
私はステージの上でペラペラ喋ることが得意なんです。
だけど、普段は全然そのことは考えていませんとかっていう人は、正直プロフェシャナリズムという意味で言うと、それほど意識が高くないかなというのが、僕の見解です。ですので、一般常識的にこうあるべきであるとか、そういうこというつもりじゃないんですけども、ただ、僕はプロフェッショナルであるということは、いかにそのことについてずっと考えているかということに尽きるんじゃないかと思うんですね。
そこに場合によっては、才能だったりとか、あるいは鍛錬というものが加わっていくと、どんどんトッププロというのに近づいていくんじゃないかというふうに思ってます。
よくですね、中学生の頃とかに仲間とですね、何でプロボクサーとか、そういう人たちって強いのかなっていうふうに話してたらですね。
それは練習してるからだろうとか、才能に恵まれてるからだろうとか、いろいろ考えてたんですけれども、一番大きいのはそればっかりやってるってのが、やっぱ大きいだろうというすごい結論になったんですね。
そればっかりやっていて、その他のことを考える時間というのをどんどん減らしていってる。
結果として経験値が上がっていって、プロとしての仕事ができる状態なっていると非常に簡単な話なんですね。
非常に簡単なんだけれども、これをやり続けるってのは、結構大変なんですね。
プロを続けるのは、なかなか大変な作業で、特にマイナースポーツの世界なんかだと、プロとして考えてる時間っていうのをフルフル割り当てるということが、難しくてどうしても生きるための糧というのを稼ぐために、別の仕事をしなきゃいけないとかですね。
そして練習時間をなかなか割けないとかでも、練習時間が割けないことよりも多分、そのプロとしてやっていきたいということに対して、繋げられる思考の時間が取れないのが、これが大変なんじゃないかと思うんですね。
他の仕事をしていても、自分のプロになりたいという領域に繋げられる思考の時間っていうのが、合間合間で取れたりすると、これはですね。
練習時間とはそれほど長くなくても、プロとしてぐっと成長することできたりするんじゃないかと思うんですけども、思考がまとまらない時間、もうこれ最たるものは飲み会とかですね、ああいうのに行ってる最中にそういうのを考えてると、だいたい割り込みが入りますからね。
何やってんだよ、もっと、集中して喋ろよ、楽しそうにしろよとかって言われたりとかすると、ゆっくり考えてなんかいられないわけですよね。
ですので、ゆっくり考える時間、ゆっくりじゃなくてもいいので、集中して考える時間、あるいは、スキマスキマでちょっとそっちに思考に飛ばしたりとかする時間ってのがあると、プロフェッショナルとしての深みとか、厚みとかっていうのが、出てくるんじゃないかなと思います。
僕はですね、プレゼンテーション、どれくらい練習してるですかって言う問いをよく受けるんですけども、僕の答えは、目が開いてる間は、どっかしらで考えていますよ、というふうに答えます。
集中してがっつり、そのことばっかり考えることもあるんですけれども、少なくとも、目を開いてる間は、これはネタになるかなとか、あるいはどうやったら、わかりやすく伝えられるかなとか、あるいは、自分の中でこれはどういうコンテンツになるのかなとか、あるいは、自分はこれ納得してるのかなとか、その後ずっと考えてるんですよね。
結果的には、なんとなくアウトプットすること前提、もしくは、これはアウトプット対象から外さないといけないなっていうふうに分別したりとかですね。
そういうことをやったりしてるわけですね。
これが僕としては、もうプロとしての生活として定着をしてますんで、ストレスにもならないですし、それにより、集中しよう思って、会社も辞めて、結局、今、独立してやっているということなります。
今日のテーマはプロであること、そしてそのために必要な思考というのをテーマにちょっと話をさせてもらいました。

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