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【1109回】仕事選びというキーワードについて改めて考えた。 - Madoka Sawa https://voicy.jp/channel/632/142017#Voicy 村上臣さんの本が売れまくっている

【1109回】仕事選びというキーワードについて改めて考えた。 - Madoka Sawa
https://voicy.jp/channel/632/142017
#Voicy
村上臣さんの本が売れまくっている

いかがお過ごしでしょうか?
澤でございます。
今日はですね、仕事選びについてお話をしたいと思います。
お仕事選びっていうふうに言ってるのは、例えば転職とかですね。
新卒で就職をするのもそうですし、そういった形でですね、お仕事をし始めると、あるいは変えるというときにどういうふうに考えればいいのかっていうのをちょっとお話をしようかなと思います。
きっかけはですね、今日発売の村上臣さん、この方はですね、LinkedInの日本代表、ビジネスSNSのLinkedInですね。
そちらの日本代表されてる方なんですけれども、その方がですね、転職2.0という本を出版されたんですね。
今日発売日です。
そしてですね、アマゾンのいろんなカテゴリーで、今トップを取ってるんですよね。
すっごい売れてる本です。
実際ですね、僕も献本いただきまして、ちょっと読ませてもらったんですけども、非常にわかりやすいですし、そうそうっていう内容が書かれてるんですね。
臣さんと僕はですね。
ずっと仕事の何というんでしょうね。
仕事の生息域みたいなものが似ていて、ずいぶん前から結構、馬も合うし、親しくさせてもらってるんですけれども、そういうこともあって、ぜひ本の紹介をしてほしいというふうに頼まれましてですね、それはもちろんと、SNSでの拡散もしましたけれども、このvoicyで紹介させてもらおうと思ったわけですね。
そして、その転職というキーワードであれば、まさにgreenさんがスポンサーになってくださってますし、これは僕が話さないでどうすんだってですね。
張り切ってちょっと話をしようと思うんですけれども、村上臣さんの本の中でも出ていたんですけれども、これから非常に大事になってくるのが、タグなんですね。
これはvoicyでも散々言ってますけれども、タグというのがこれからの仕事選び.仕事探しの中で非常に大事になってきます。
タグというのは、要するに自分についている目印みたいなものですよね。
代名詞っていうふうに言ってもいいかもしれないですね。僕の場合であれば、長髪であるとか、プレゼンテーションする人とか、それこそvoicyを毎日配信してる人っていうのももちろんこれタグになりますし、あるいはですね、テクノロジーとか、サイバーセキュリティとか、いくつかのタグっていうのが付いてます。
そして変化球としては、空手をやっている人とかですね、スキーをやってる人とかっていうので覚えている人もいるわけですね。
こういうタグというのを複数持っておくと、組み合わせることによって、すごいパワーを作ったりとかできるんですけれども、その辺のことも書かれています。
そして私は全然強みなんかないんですよとかですね、私はそういうタグっていうのをまだ見つけてないんですっていう人がまぁまぁいらっしゃるんですけれども、僕もそういう形で相談をしてくれる方いらっしゃるんですけど、うんなことはないんですよね。
これはですね、見つけ方がまだわからないということになるかと思います。
ですので、見つけ方さえわかってしまえば、実際にはですね、誰にでも絶対タグっていうのはあるはずなんですね。あるいは定義することができるはずなんですね。
そのタグというのを見つけることができて、尚且つ、それがですね、複数あったりとかすると、その掛け算によって、非常に魅力的な人材になることができる。
もともと多分ですね、これ、どの方も魅力的な人材になりうるんですね。
ですけれども、さっき言ったそのタグの見つけ方がわからないとかですね、あるいは定義を間違ってしまっていることによって、ちょっとしんどい仕事の仕方をしちゃったりとかですね、そういうことが起きてるんじゃないかなと思います。
いわゆるアンマッチというやつですね。
そしてですね、日本には非常に悪しき習慣というかですね、非常によろしくないフレーズがあって、石の上にも3年ってやつですね。
3年はとりあえず黙って頑張れみたいな価値感というのがずっと昔からあるんですけど、はっきり言いますけれども、これは古いです。今時ですね、そんなことに縛られる必要は全然ないんですね、これだけいろんな情報が満ち溢れている世の中において、3年もたたないとわからないことなんてのは最早ないんじゃないかと思うんですね。
ですので、これはアンマッチだなって思ったら、すぐに辞めて、自分が輝ける場所というところに行けばいいわけですね。
いやいやあなたね、会社で雇ってどんだけ大変だと思ってるんだっていうふうにおっしゃる方ももちろんいらっしゃいますよね。
わかります、それが経営してる側からすると人材の確保というのがすごい大変だというのは、僕も一応それはわかってるつもりではいるんですけれども、ただですね、雇うときにそれは見極めないといけないわけですし、あるいはですね、それでちゃんと繋ぎ止めることができなかったということは、何かしらのエラーが潜んでいるわけですよね。ですんで、そこも含めて改善をしていかないと、これからっていうのは、なかなか人材を確保することができなくなってくるんじゃないかなと思います。
これはですね、人材が確保できないということは、何かしらエラーの原因があるわけですから、それを分析しないことにはどうしようもないんですよね。
今は雇われる側の方が圧倒的に力を持ってますからね。
それを前提にして、雇う側もちょっと気合入れていかなきゃいけないというような形になってるのかななんて思います。
そして、そのタグというところからですね。
もう少しお話を膨らませていくと、何もないから自分に無理やりでも、タグ付けなきゃっていうふうに思って、例えば資格を取ったりとかですね。
もう片っ端からインターンに行ったりとかする人もいるんですけれども、もちろん、それは無意味だとは言いませんけれども、資格っていうのは、非常にこれ汎用性の高いタグなんですよね。
ちょっと意地悪な言い方をすると、取ってしまえば、差別化が非常に難しいとも言えるかもしれません。
例えば、行政書士とかですね、宅建とかですね、これ取るのは大変ですよ、簿記とかとか非常にこれ大変なんですけれども、大変であるということと、その人にとってすごく強いタグになるかということは、ちょっと別問題なんですよね。
僕はよく資格のことを名刺代わりという言い方をしたりとかするんですけれども、要するにあなたがそのことについて勉強した経験があるのねという程度の情報にはなります。
ですけれども、強烈なタグになるかというと、メジャーなタグであればあるほど、その希少性っていうのは失われていくんですよね。
誰でも持っているっていう判断になっちゃうかもしれないんで、誰でも持っているというのが必要な場面もありますよね。
ある仕事をやるんだったら、その資格を持っていないといけませんよというのは、これ差別化云々じゃなくて、ベースライン、必要条件として定義されている場合もあるんで、それはちょっと別ですけれども、そうじゃない場合、自分に希少性のあるタグを付けるんだったら、汎用的な一般的なビジネスのライセンスというか、ビジネスの資格みたいなものを取っていても、そんなに武器にはならないんですよね。
だったら、全然違う、全く違う領域の方がよっぽどタグにはなりやすいんじゃないかと思います。
自分がそうしてるからっていうのをやたら正当化するつもりはないんですけれども、一応僕の例を挙げておくと、僕はいわゆるビジネスの資格を全然持ってないんですよね。簿記も持ってないですし、まぁ、さっき言った行政書士とか、あの宅建とか、その手のやつ、とりあえず何も持ってないですし、情報処理系の資格もほとんど持ってません。マイクロソフト時代にどうしても取れって言われたから、仕方なくいくつかの資格を取りましたけれども、それもですね最低ラインのものだけですね。
そもそも資格を取る試験を受けるっていうのが、苦手なんで、もうなんか遊びたくなっちゃうんですよね。
ですんで、向いていないというのもあるんですけれども、それはともかくとして、そういった資格は全然持ってなくて、その代わりですね、方円流煎茶道師範とかですね、流空手の3段とかですね。
スキーの正指導員とか、まぁこれは割と一般的な資格ですけれども、そういうものを持っていると、これはですね、全然、ビジネスとは関係ないんですね。
なので、希少性が生まれてくるというふうに僕は考えてるんですね。
なので、必要条件として、何かの資格を取るんだったら、それはそれでやっておくとして、その延長線上にある資格にこだわりを持つよりは全然違う、それも自分がすごく興味を持てる領域の資格っていうのを取って、それを履歴書とかに書いておくとですね。
目を惹くんじゃないかなと思うんですね。
ちなみに僕がマイクロソフトに入るときにも、Microsoftの人事の採用担当の方が一番目を惹いたのは、僕の方への方円流煎茶道師範の記述だったそうです。
要するに僕のキャリアの方じゃなくて、こいつ面白いなっ、振り幅があるなっていうふうに思ってくれて、面白がってくれて雇ってくれたっていうそういう形なんですね。何しろ僕にはですね、ものすごい輝かしい実績とかそういったものが全然ない状態で転職をしたので、本来だったらなかなか受からなかったと思うんですけれども、そういったちょっと目を惹くものっていうのを書いておいて、そして、面接で精一杯ですね。
自己アピールをするということで幸運が転がりこんでくることもあるんじゃないかなと思います。
ということで、今日はですね、村上臣さんの『転職2.0』発売記念でありつつ、4月いっぱい入社したばっかり現職のことを考えるっていうのは、ちょっとあれなんですけれども、ただキャリアを考える上で大事なことは何かと言うと自分にタグをつけることですよっていうのは、これは新卒で入社をした直後でも同じことが言えますんで、活躍していくためには社内でタグをつけていくって、すごく武器になりますからね。
ですので、4月1日から、新しい職場は、例えば異動とかそういったものも含めてですね。
新しいスタートを切った方は、ぜひ自分に新たなタグをつけるんだというマインドセットで仕事をしてみてはいかがでしょうか?

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