お菓子作りと海
5月の終わり頃に仕事を辞めて以来、継続的に自分や家族、友人にむけてお菓子作りをしている。
今までにも何度かハマって作っていたことはあるが、2ヶ月ほどの間、週に2、3回くらいの頻度で継続的に続いているのは多分初めてだと思う。
最近作るお菓子は、基本的に家にある材料で作れるもの、材料が少なくてシンプルなもので、自分が食べたいと思ったものだ。(小麦粉や米粉、砂糖、オイル、BPや重曹、塩、牛乳や豆乳、寒天やゼラチン などを使ったクッキー、スコーン、ショートブレッド、パウンドケーキ、プリン、ゼリーなど)
お菓子作りのためにわざわざ余分に買い足すことが面倒だったり、余計にお金もかかるのでそれは今のところやめておこうと思っている。だから、あまり日々の料理では使う頻度が少なくて家に常備していないバター、生クリームなどを使わないレシピを参考にすることが多い。(主に参考にしているのは、中島志保さんや白崎裕子さんなどと、その他にも本などで見つけて食べてみたい、作ってみたいと思ったもの。)
気に入ったレシピを繰り返し作ることも多い。そうすると少しずつではあるが手際も良くなってきて、短時間で作ることができるようになってきたり、微妙な加減がわかってきたりするのも嬉しい。
また、時々友達がうちに来たときや、上映会などを開いた時に来てくれた人に自分の作ったものを食べてもらえることも嬉しい。
作りたいなぁと思うレシピによくアーモンドプードルが入っていたので、今日はそれをかってきてもらった。これは完全にお菓子作り用の買い物と言えるとは思うが、何度も繰り返し使うならいいだろう。
今までお菓子作りは私にとって「マイブーム」の一つだったが、今は「日常」の一つに変わりつつあるのかもしれない。家にある材料で、パッと作って家族や友人も喜んでくれて、自分にも多少スキルが増えるし、材料がシンプルで体にも優しそうな気がするのは良いこと尽くしだなぁと思う。
それから、今日は久しぶりに晴れたので、海まで散歩に出掛けた。海までは家から徒歩5分もかからないくらいの距離だ。こちらに引っ越してくる前は、海なし県に住んでいたので、引っ越してきたばかりの頃は海に行ってはシーグラスや流木を拾ってくるのが楽しかったが、ここまで近いところだと慣れてそれも最近はしていない。でもやっぱり、波の音は癒される。また時々海に散歩に出かけようと思う。