ジミン編★BTS 『BE』 カムバック・インタビューを読んで思った事
カムバ直後でBTS関連の放送や投稿が入り乱れた昨日。(2020/11/23)
私も併走するようにツイッターに色々とUPしていたんですが、中でも特に気になったのが私の最推しであるジミンちゃんのロングインタビュー記事でした。
本当は真っ先に読みたかったんだけど、とても大事な内容な気がしたので、落ち着いてからゆっくりと時間をかけて読んでみました。
個人的なただの感想でなので、もし考え方の相違があってもご理解・スルーしていただければ幸いです。
また一回り大きくなった!!
彼の背の話ではないです。笑 全体を読んでみた感想として、
自然体
包み込むような優しさ
暖かい
正直
成長
意欲
真摯
愛情のある気遣い
こんな感じのワードが頭によぎりました。
すごくジミンちゃんらしい。
BEの制作過程やコロナ渦の過ごし方について細かく語ってくれていましたが、総体的にジミンちゃんの「精神面での成長」を感じる事ができる素敵な内容でした。
■コロナ渦の中で(ファン・メンバーなど)大切な人たちに対する感謝を改めて切実に感じた
■相手のことを思いやらない人は、どういう人々か感じるようになった。(多分、批判的な:私の解釈です)反応に感情的にならずに済むようになった
■思いやりをもって接してくれる人たちには、僕も感情を表に出して近づいていけるようになった
インタビュー中でこんな発言をしていたんですが、表現者としての技術はもちろんだけど、ジミンちゃんは人を見る目や物事の受け止め方がどんどん変わってきているようです。
2018〜2019年に心境の転機があって、過去にも似た発言は何度かしていますが、2番目の発言が彼の口から発された事が個人的にすごく嬉しかったです。
私自身がかつてそうだったので、どうしても重ねてしまうところがあるのですが、
ストイック・完璧主義者で幼さが残っているうちは「誰からも認められたい」気持ちが強くて、9割褒められても1つでも批判があると、たった1つの批判の方に集中してしまいがちです。
以前のジミンちゃんの発言を聞いてると、思い当たる節がいっぱいあるので感情面でたくさんの苦労をしたと思う。
それが成長や努力の糧になるのも事実だけど、どんな立派な事・素晴らしい事をしても必ず批判という影は寄り添うものだし、無くすことは絶対に不可能です。
批判に振り回されてしまう間は技術やスキルは向上するけど、中々気持ちが満たされることがなくて、常に飢えているような感覚に陥り、心理的な負担がとても大きいです。
なので、どこかで考え方の転換期を
迎えなければいけないんですが、それまでのプロセスはさておき、
■結果的に自分を好きでいてくれる・必要としてくれる、まだ出会えていない先の未来に自分を愛してくれる人たちに認めてもらえればそれでいい
■批判は参考になるものだけ受け止める。それ以外は大抵嫉妬か鬱憤ばらしが殆どだから感情的に深入りしない(スルースキルを身につける)
って考えに変わると、肩の力が抜けて「本当にしたい事・やるべき事」に集中できるようになるかな、と思います。
「批判のへの反骨精神から、自分が楽しみたい!みんなを楽しませたい!へのパワーバランスの変化」とでも言うでしょうか?
もちろん、楽しませたい!って思いは元からあると思いますが「批判的なもの」の受け止め方・受け流し方に変化が生じると、それらの割合だったり、意味合いが変化するような気がします。
ここ数年の心の移り変わりについては、ドキュメンタリーやインタビューでも本人が語っていますが、コロナ渦の経験を通じてよりマイルドになった印象ですね。
じゃあ、マイルドになった分「ジミンちゃんにストイックさが無くなったか?」で言えばそんな事は全くなくて、
体型の管理や、この曲は声をどうやって聴かせよう?といった表現に対する思いはブレてないし、「コロナ渦でも諦めずにずっと一生懸命やっているということを見せたかった」って発言からも、この状況でもジミンちゃんはハングリー精神をキープしてる。
「自分のやりたい事」への直向きさは変わらず、以前よりも本心からポジティブなエネルギーで挑めるようになってる印象を受けました。
3つめの発言に関しては、以前は自分に近づいて来る人に対して善悪問わずに警戒心が働き、心を開く事ができなかった。
だけど、今は相手の真意や思いを以前よりも汲み取る事ができて、善意で接してくれる人には自分も心を開いて接する事ができるようになった、って事かな?と思いました。
ジミンちゃんの立場は仲良くする相手を普通の人以上に見定める必要がありますが、身内以外信じられない世界で暮らすのは窮屈だし、新しい良い出会いも失ってしまう。
今後も気は抜けないけど、限られた世界の中だけだったとしても、ジミンちゃんが良い「人との出会い」に恵まれて楽しい毎日を過ごせたら、凄く嬉しいです。
上記の3つに対して私が感じた事は以上ですが、更に人としての器が大きくなって、また一つ視点が高くなった彼を感じるとすごく誇らしいし、読んでいて幸せな気持ちになりました。
ジミンちゃんの周りにはきっと敵も多いし、普通とはかけ離れた環境で共感者も少ないだろうけど、唯一無二の絆でつながってる仲間が7人もいるからきっとこれからも大丈夫ですね♡
PMセンスが抜群
彼ら自身が「BE」を制作する際にPM(プロジェクトマネージャー)を担当したジミンちゃん。
私の業種では、PMは主にスケジュールの進行管理や各所の意見をまとめて橋渡しをする、会議運用などが中心ですが、多分ジミンちゃんの役割も似た感じだったと思います。
ジミンちゃんは
■特に引っ張っていこうと考えたわけではなくて、メンバーたちが楽に早く作業ができるようにしようと努めた
と言っていて、僕は大した事はしていないと繰り返し発言していますが、これって意外とできそうで出来ません。
例えば、「〜日までにやらなとみんなに迷惑だからちゃんとやって!」と圧力を駆使したパワーマネージをしてコントロールするのも一つの手法だけど、
そうするとメンバーが必要以上に焦ってしまったり、反発されたりとPMへの信頼感は失われて空気が悪くなりがち。なので、あまりすぐれたマネージメントとは言えません。
逆に、
「お疲れ様〜!あと少しで〇〇が締め切りだよ。」「〜ができてないよ。スケジュールをずらす?」
とこまめに声をかけてあげたり、誰が見ても一目で状況が把握できるように進捗データをこまめに更新してあげたりと「作業する人が作業だけに集中できる状況」を整えてあげるPMがいると、プロジェクトがスムーズに運びます。
また、彼らの場合、「音楽の制作」という明確な正解がないものを扱っているし、出し戻しも多いはずなので、スケジュールも変動しやすく、PMは柔軟な対応を都度求められると思います。
なので、細かい気配りや思いやり、そして頭の回転の速さがないとPMは成立しないポジションですが、ジミンちゃんは自然体でそれがこなせてる印象を受けました。
全体を総括する社員のPMが別でついているだろうし、彼がどのレベルまでマネージしてたかはわからないけど、ジミンちゃんには適職だと思います。
指名したのはSUGA(ユンちゃん)だったみたいですが、ジミンちゃんが自分でPMに向いてると思って手をあげる事はなさそうなので、ユンちゃんのアサイン力も素晴らしいですね!
ぜひまた別のプロジェクトでもPMを担当して、アイドル以外にも自分の才能を開花させる事ができたら素敵ですね♡
細かい事は7割でOK
あとクリエイティブな仕事に従事するものとして、一社会人として、すごく共感したのが
■無駄を省こうと努力をているうちに、新たなチャレンジよりもミスをしたくない、これ以上行きすぎないようにブレーキをかけているところがあった
■各要素すべてに神経を使うより、見せたい絵ひとつに集中できるようになった
この発言でした。
前者は完璧主義者が陥りやすいのですが、効率や完璧を追い求めるとGo bald(挑戦)からどんどん遠ざかってディフェンシブになってしまいがち。
あと、何かを作ってる時に細かな各論やパーツにこだわりすぎて視野が狭まり「それ全体で見た時にどうなん?本当にバランス取れてる?」
ってなる事があります。
「神は細部に宿る」ので、なんでもかんでも適当に作業するのはよくありませんが、10割のウェイトで3つ、よりも7割りのウェイトで5個の方が結果的にいいものが作れた!ってなる事って確かにある。
執着の手放しという、一種の諦めが功を成す不思議な感覚なんですが、こだわりをいい意味で捨てられるとまた違った視点が身につき、余裕も生まれます。
チャレンジ精神をわすれない。総体的に見た時にいいものを作る。これらは表現者・クリエイターにしろ、ビジネスパーソンにしろ大切な要素だと思うんです。
そこに気がつけたって発言が飛び出した事に個人的に凄く感動しました。
新しい事にどんどん挑戦していくジミンちゃんをこれからも見守りたい です♡
「一旦停止」は必要だったのかも
本来、彼らは「今年は体が多少つらくても、1年本気で走ってみよう、壊れるまで走ってみよう」と考えていたそうです。
昨年までの彼らの勢い・状況(年長メンバーの兵役も迫っているし)を考えれば、ある意味当然の選択だし、今とはまた違った成長を経験したんだろうけど…
賛否両論あると思いますが…正直これがその通りにならなくてよかったんじゃないか?と思ってしまった自分がいました。
彼らには走り続けて欲しいけど、絶対に壊れて欲しくない。
でも本来のスケジュールを決行してたら体力的にも精神面でも壊れてしまった可能性は十分にあったと思う。
大阪公演の多さに喜びの反面「本当に大丈夫なの?!」って思ったアミも多いんじゃないかな。
この乗りに乗ってるタイミングでコロナ渦に突入して全てが白紙になった。
偶然かもしれないけど、
「そんな肩肘貼らなくても、焦らなくても、あなた達はちゃんと行きつくべき場所に行けるから大丈夫」
っていう、一種の啓示のようなものだったのかな?と個人的には感じたんですよね。
スピな話がしたいんじゃなくて、生きてるとそうゆうことってありませんか?
事件が起きた当時はすごい辛かったけど、後から考えたらあの経験があって良かったって事が。
実際彼らはこの状況下で今まで失われていた「人との交流」だったり、「時間」を持つ事ができた。
自分たちでアルバムをプロデュースするという新しい経験をする事ができた。
ビルボードで1位をとったり、ソウルに留まっていてもしっかり結果を出せている。
新しいものを生み出して、アーティストとしてしっかり生き抜いてる。
うまく表現でいないんですが、派手にがむしゃらに爆走するよりも、地に足がついた生き方・勝ち方ができているような気がするんですよね。
今がなければ「Life Goes On」の言葉の重みはここまで増さなかったと思う。そして、この言葉の意味は今後彼らの人生を度々救うと思うんです。
次に世界ツアーを再開するときは、より喜びが増すだろうし、本来辛くて避けたかった事にも感謝の気持ちで挑めるような気がします。
それに、ジミンちゃんの「僕はみんなと、本当にずっとずっと一緒にやりたい」の重みが更に増すんじゃないかな。
公演や歌う事が彼らにとって本当に大切な事だからこそ、
「今一度立ち止まってみよう」「しかるべきタイミングに再びドアは開かれる」
って事なのかなと感じました。
次にドアが開いた時に彼らが何を見せてくれるんだろう。すごく楽しみで仕方がないです!
ジミンちゃんが全力でこっちを向いてる
「ファンの方々から聞きたいことがあるとしたら?」の問いに彼が答えたのは
■それぞれどんなことが本当につらいのか、どんなことで楽しいと感じているのか。そういうことがとても知りたい
でした。どんな曲が聞きたいかな?どんな僕が見たい?といった、対自分への質問ではなくて、「あなたの事が知りたい」って内容でした。
僕が何か変えてあげたい!とかでもなくて、
「大丈夫?と聞いてくれる人がいるのかな?子供達を守ってあげてください」って、最近あってない友人を心配するような返答でちょっと不思議な感覚に陥りつつも、ジミンちゃんの等身大の優しさに触れた気がして嬉しくなりました。
もちろん今までもずっとお互いに向き合って手を繋ぎあってるのがBTSとARMYだったし、この内容はSYSの時に彼らが投げかけていたメッセージだけど、
今までは状況的にどちらかといえば「一緒に走って!ついてきてほしい!」って感覚の方が近かったような気がするんですよね。
高揚からの落胆を経て、クリエイティブな活動に情熱をそそいでいる今、冷静に周りを見渡して、きちんとこちらを向いて真心をくれるジミンちゃんに愛しさが溢れました♡
彼自身が等身大の思いで、彼自身の言葉でそう投げかけてくれた事がとても嬉しかった。
それから、
■人々が持つきれいな心があるんですが、それだけは失わないでほしい。本心を伝えればきっと感じられる
って言葉を世界一のアイドルがいうんですよ。。。
ジミンちゃんに限らず、バンタン君たちはどんな荒波に揉まれても、表面が傷付いたり変化する事はあっても「核の部分」が全然変わらない素朴で愛情深い子達だと思います。
「どうせアイドルだから演じてる」と野次をいれる人もいるけど、好きにいって頂いて全然構わない。彼らの思いや言葉が偽りじゃない事は私たちは十分理解している。
ジミンちゃんの言う「きれいな心」の解釈は人ぞれぞれだと思うし、それでいいと思いますが、
私はジン君が弟たちに背中で教えたように
「自分の幸せを一番に考える。だから真心を込めてまわりの人を大切にする。自分の思いを言葉や行動で伝える」
が実践できたら嬉しいな。もちろん数には限界があるから関わる全ての人に捧げる事はできないし、至らない点がありすぎて反省の日々ですが…自分を大切に思ってくれる人にはみんな真心を込めて接する事ができたらいいなと思う。
これからもずっと★
最後に、「僕は愛されたいタイプだったんです」ってアミなら誰でも知ってますよ!って事をまるで新発見のように語った可愛い可愛いジミンちゃんに愛を込めて。
愛さりたがりのジミンちゃんが大切な人達との関係を守ることができて、本当に良かった。
今回の記事や活動を通じて等身大の自分を色々打ち明けてくれてありがとう。
4月くらいまでは落胆の表情が隠し切れてなくて心配だったんだけど、最近は表情も明るく穏やかな印象で安心してます。
まだ別の試練があるかもしれないけど、きっと7人ならわちゃわちゃしながら乗り越えられると思うし、もうそこまで心配はしてないよ♡
そして、読み応えのある記事を公開してくれたビッヒに心から感謝します。知ってるようで知らない彼がいて、すごく嬉しかった。
うまくまとめられませんが、1日も早く同じ空間で「お疲れ様でした。これからもお互い頑張ろうね。」って言い合いたいです。
バンタン君と大好きなアミのみんなと一緒に。
個人的な感想にもかかわらず最後まで読んでいただきありがとうございました♡보라해〜♡
感想の元となった記事はこちら
JIMIN BTS 『BE』 カムバック・インタビューhttps://magazine.weverse.io/article/view?num=56&lang=ja
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