クイックオバケさんをごしょうかい
クイックおばけさんは、今日はどこにいるんだろう?
もう聞かれなくなった声のカケラが キラキラ光るラジオのてっぺんに。
眠れない夜と、歌声の向こうに。
時にはおじいちゃんに会いに行って
命がそこにあることを確認して
外に出て画面越しじゃない、本物の空を探す。
帰ろうとして情報になってネオンになって
会ったこともないのに懐かしい香りで
きっとそばにいる。
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