読書記録(5)『子どものまま中年化する若者たち』
「最近の若者は……」「俺らの若い頃は……」などとこぼす人を指す「老害」というラベルが広まり、「老害」に対する攻撃的な発言も増えつつあります。
それでも、「上の世代と比べるとやはり何か足りないのではないか?」という思いが以前からモヤモヤと浮かんでいたため購入してみました。
この本のページの多くは戦後の環境の変化とそれに伴う若者の変化の解説に使われています。
この部分では「若者はダメだ」と中高年が思う理由がわかりやすく言語化されており、20代の私としても説教臭さなどはありません