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「友近ゆりやんの時間」最終回 チルテレPが思う7つのコトバ【2】
【1】 砂時計は無視してください ~「バカいってる」がやりたくて ~
【2】想定外の効能「癒し」 →いまココ
【3】天網恢恢疎にして漏らさず~知られざるゆりやんレトリィバァ~
【4】 地獄道中 ~友近ゆりやん流・叱咤激励のカタチ~
【5】 キャラから出たマコト ~Wキャサリン in ハワイ~
【6】 忸怩たる ~「悔しい」じゃない本当の意味~
【7】 個人と知性とコミュニケーション
~「風の時代」のゆるくかしこくジブンらしく~
【2】想定外の「癒し」動画としての効能
「友近ゆりやんの時間」は視聴率の結果をすぐ出さないといけない地上波番組と違い、BS放送とYouTubeを中心に自由にスタートしたこともあり、お二人の元からのファンを中心に徐々にお笑い好きやYouTubeで新しいもの好きの方が話題にしてくれました。名前は割愛しますが、俳優やアーティスト、アイドルなど、コンテンツの目利きがきく方々も面白いと言ってくださるようになり、それをRTするべく「チルテレ」でエゴサーチしていたら、「癒される」というコメントがポチポチつくようになったのです。
最初は、別のコーナーの企画に対して「癒される」という反応かと思っていたのですが、どうも二人の企画に対してのコメントについていることが多くなってきました。
「仕事で一日嫌なことがあっても、これを見て癒されている」「寝る前のワタシの癒しの時間」とか「これがあって受験勉強を乗り切れた」とか想定外の評価をいただくようになりました。
また「チルテレ」取材をしてくださった記者さんや我々が別のインタビュー取材でお邪魔した時にも、番組のファンですと言って下さる方は殆どが女性で決まって「いつも癒されています」と言ってくださったのが印象的でした。
「一見、何の役にも立たないように見えるものにも価値がある」って言われてもなかなか具体例が出てこないのが普通ですが、まさにこの番組は「役に立たないのに想定外の効能を出してくれていたようです。
特に、ハワイロケの「ただランチを食べるだけ」の動画」は癒される部門の中でもトップクラスのファンの間で人気の高い動画でした。
「ただ〇〇するだけの動画」という括りでウケたのかはわかりませんが、すくなくとも我々が目指したのは、まるで二人の会話のヨコで三人目の友達として見ていられる感じの空気感でした。でも「癒し」というワードを狙って作ったわけではなかったので、見るビタミン剤としての「友近ゆりやん」に「癒し」の効能があるのはちょっとした驚きでした。
SNSの「ウケる」とは時に「面白い」では説明がつかない、作り手が予想しなかった形で、誰かの役に立つことの喜びを学ぶことができました。これも二人のおかげです。
<【3】天網恢恢疎にして漏らさず~知られざるゆりやんレトリィバァ~ に続く>