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肋間神経痛の痛みを和らげる方法(妊婦)
ありがたいことに現在、妊娠39周目になりました。
アメリカのサイトを見つつ、やはり身体はアジア人サイズ(小さめ)なので日本の妊婦さんが集まる情報サイトを読み漁りながら出産に向け、のんびり過ごしております。
個人的な妊婦さんのお勧めサイトはこちら
アメリカ在住で日本の妊婦さんやコミュニティと交流できない状態なので、こうしたサイトにアクセスして悩み相談等をしております。
さて、今回の記事は妊婦さんの中でもレアとされる助間神経痛(ジョカンシンケイツウ)についての戦いを書き残したいと思います。
妊婦さんで枕選びに困っている、枕難民の人へもお勧めの記事です。
妊娠中に肋間神経痛になる方も多いです。 妊娠中は、呼吸が浅くなり肋骨の動きが少なくなります。 肋骨間にある“肋間筋が”硬くなり肋骨周りが痛くなります。 また、肋骨に沿って走行している肋間神経が圧迫され鋭い痛みを引き起こします。
この痛みがはじまったのは、ちょうど妊娠中期が終わりかけの頃でした。
妊娠症状は人それぞれ全く異なるので、あくまでわたし個人の場合の話になります。
最初は、なぜ胸とお腹の間が痛むのかわからず、インターネットで検索しまくりました。しかしこの特有な症状は少ないらしく情報も少なすぎて、自己判断でも分からず、ただ、痛みに耐えるしかありませんでした。
最初はその痛みも軽く単発的だったので放置していましたが、徐々に日が進むにつれ、お腹も大きくなり、痛みはどんどん増していきます。
そんなわたしが妊娠期間中に買った枕は2つ。
1つ目は、定番の大きなタイプの妊婦用枕。
![](https://assets.st-note.com/img/1732495277-NgbqWQy8aGXVcIFzHfEo2DpZ.jpg?width=1200)
こちら、「妊娠期間は左向きがベストである。」とのアメリカの記事をみてから、ずっと左向きで寝ていたときに左手と肩が激痛に襲われ、痛みでストレスを溜めていたときに購入したもの。
値段は安くありませんでしたが、すぐにお腹が大きくなり、肋間神経痛の症状が出始めたころに、意味を成さなくなりました。そこからは旦那さんのお気に入りのクッションとして活躍しています。
こちらの枕の感想としては、最初は肩と左手の痛みを和らげられてよかったものの、身体の小さなわたしにはどうもサイズが大きくフィットせず、使いづらかったなーと感じます。写真ではお腹がしっかり乗っていますが、乗りませんでした。
かなり大きくて場所もとりますし、旦那さんも「近くで寝れない!」と不満を垂らしていました。+値段も安くない。
こんな世の中にたくさん出回っているので良いものかと思いましたが、わたしには合いませんでした。もし次があった場合は買わないと思います。
2つ目は、肋間神経痛の激痛が襲いはじめたときに慌てて買ったコンパクトタイプ。
![](https://assets.st-note.com/img/1732495704-LAvmBj1NQVKG4n2lJMY8cogh.jpg)
もうお金は無駄にしたくないし、使い物にならなかったら嫌だから。と、レビューが良くてなるべく安いものをチョイス!
早速試してみると、痛みが嘘のように緩和されました。
買って正解!!よっしゃー。ありがとう、開発者。
当時、肋間神経痛が痛すぎて毎日ちゃんと熟睡できていなかったので、届いて使ったときは、スーッと寝れて、めちゃくちゃ感激しました。
しかし、楽に慣れたのは最初の1週間ほどで、ますますお腹が大きく成長してきた頃、残念なことに、この枕も見事に使い物にならなくなってしまいました。どうセッティングしても5〜10分経つと痛みが襲ってきます。
その痛みは、皮膚が引きちぎられるような感覚です。まるで、めちゃくちゃ日焼けをして触れないほど皮膚の表面がヒリヒリする感じ。
この肋間神経痛の原理としては(想像ですが)横になるとお腹がボーンと重力で下に垂れ下がり、胸とお腹の間の皮膚が引っ張られて神経が圧迫され、激痛が走るのかと。
日本のサイトには他に色々と書かれてましたが、わたしの場合、痛い部分が主に皮膚だったので、そんな感じかなーと勝手に想像しました。
パッと寝た瞬間は大丈夫なのですが、5〜10分すると痛くて痛くてたまらず起き上がるほど、激痛が走るのです。しばらく安静にすると痛みは治まります。
耐えきれず、肋間神経痛とインターネットで検索しても「病院へいっても我慢するしかないと言われた。」「痛み止めの薬を処方された。」など、明確な対処法はないと知り、絶望しました。
また、妊娠中は赤ちゃんのためにもなるべく薬を服用したくなかったので、ドクターには相談せず、どうしたものかと1人、悩んでいました。
でもやっぱり、ぐっすり寝たい!!
肋間神経痛により寝不足が続き、イライラしながら横で爆睡している旦那を見ていたときのこと。
もうこれは、色々と実験してみよう。
行動してベストポジションを見つけなくては。
いつまでも寝れない。無理。と、
痛みに耐えるよりも、実験してベスポジを探すことに決めました。
そこから、数あるクッションや枕を家中から引っ張り出し、実験開始。
お腹に当てたり、背中に当てたり。ポージングを変えてみたり。ちなみに日本のサイトではなに向きでも大丈夫!的なことが書かれてましたが、アメリカのサイトにはばっちり「後期は左体制」と書かれていたので、妊娠後期から左体制を続けております。
そしてようやく、痛みが緩和できる方法にたどり着きました。
39周目の今でも激痛を回避しつつ、ずっとそのセッティングで寝ています。肋間神経痛に悩まされつづけた妊婦の、個人的なオリジナルの寝方です。でも、いろいろと情報を元に考えているので、赤ちゃんにも負担のない姿勢に仕上がっております。
もし、なにをしても、どの体勢でも、痛みが収まらないという妊婦さんは一度、騙されたと思って試してみてください。
〜必要なもの〜
・頭の枕
・背中を支える枕(硬めがお勧め)
・足に挟むクッション
・お腹と胸の下に敷くクッション
イラストにしてみました。有名な妊婦の寝方と似て非なるものです。
![](https://assets.st-note.com/img/1732506573-3ktJ0RHwrITEvaAldZ4ghNus.jpg?width=1200)
普通の枕・・・あなたが一番寝やすい枕をご使用ください
硬めの枕・・・背中を支える枕なので硬めがお勧めです
ふわモコ服・・・高さを調整して痛みのない厚みでホールドしてください
クッション・・・赤ちゃんに隙間を与えるためのものです
いちばん重要なのがお腹と胸の下に敷くクッション(ふわモコ服)です。
お友達がくれたビクトリアシークレットのフワッフワ、モコモコのガウンが、まさかこんなところで役立つとは。
わたしはガウンで一枚だと薄いので、グルグル織り込んで、3〜4重の厚みをつけて、お腹と胸の下にフィットするように設置しています。
日本の商品で例えると、ジェラートピケの素材の服ですね。
これまで使用した妊婦枕よりかなりフィットして、お腹と胸と床の溝をうまいこと埋めてくれます。
もしこれがなければ、妊娠後期も激痛と不眠症に悩まされ続けていたと思います。
もしこちらのブログにたどり着かれた肋間神経痛の激痛と戦う妊婦さん、是非一度、このスタイルをお試しください。
すごくピンポイントに読者を選ぶ記事になりましたが、この痛みで困っている妊婦さん1人にでも届けば万々歳です。