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中国語のリスニングが難しい理由【効果的な勉強法も解説】


「どうして中国語のリスニングってこんなに難しいんだろう、、全然聞き取れない、、なんか良い勉強法とかないのかなぁ〜。」

こんな疑問にお答えします。

◆ 今回の内容

◯中国語のリスニングが難しい4つの理由
     - 似ている音の違いを聞き分けるのが難しい
  - 声調変化(四声)が存在する
  - 1単語の長さが短い
  - 実際の会話とリスニング教材のスピードの差が激しい

◯中国語リスニング力をUPさせる方法
  - 「初心者向け」(参考書・サイトを活用)
  ・一つ一つピンイン・四声を確認する
  ・シャドーイング・ディクテーションを繰り返す
  - 「中級者以上向け」
  ・聞き慣れた単語数を増やす
  ・中国語独特のリズム・イントネーションに慣れる
  ・中国人と会話する


この記事を書いている私も、これまで約1年9ヶ月ほど中国語を学んできましたが、現在ネイティブの人が話す中国語が聴き取れず苦戦しています。

そして、ここまでの勉強を通して、私が思ったこと。

それは、中国語のリスニングを上達させるために、

・中国語のリスニングが難しい理由を知る
・レベルに応じた適切な勉強を行う

ことの2点がめちゃめちゃ重要だということです。

今回の記事では、その2点について解説していきます。

中国語リスニング力をUPさせたい方は是非参考にしてみてくださいね。


1、中国語のリスニングが難しい理由

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1−1:似ている音の違いを聞き分けるのが難しい
中国語には「似ている音」がいくつかあります。

例えば、

・「qi」と「chi」
・「zhang」と「jiang」
・「an」と「ang」

などなど。

1音節だけ聴き比べるのであれば、すぐに違いは分かるんですが、長い文章の中で出てくると、どっちが発音されたのか区別しづらいんですよね。

「え?今のって、どっちの発音??」

のように一回頭の中に「?」が浮かぶと、そのことを意識しすぎてしまうあまり、その後の文章を理解できなくなります。

そして結果的に「リスニングむずい、、」と思ってしまうわけですね。

1−2:声調変化(四声)が存在する
中国語最大の特徴「声調変化(四声)」は、特にリスニングを難しくさせている主な原因。

四声が変わるだけで、意味も全く違うものになるので、四声の概念がない日本人にとって難しいのは無理もありません。

1−3:1単語の長さが短い(1音節1単語)
中国語は基本的に「1音節1単語」ルール。

「子音+母音」1セットで1つの単語が作られているイメージです。

例を挙げると、

・こんにちは(ko n ni chi ha)【5音節】
・你好(ni hao)【2音節】
・食べる(ta be ru)【3音節】
・吃(chi)【1音節】

などなど。

日本語の場合は、複数の音節がある分、意味を理解するまでに少し時間の余裕がありますが、中国語は即座に意味を把握しなければいけません。

それだけ中国語を聞き取るのは難しいというわけですね。

1−4:実際の会話とリスニング教材のスピードの差が激しい
参考書や中国語学習サイトのリスニング音声なら普通に聞き取れるけど、実際に中国人と話すと全く聞き取れないといった方も少なくありません。

こうなる理由としては、
・単純にスピードが速すぎる
・リズム・イントネーションに癖がありすぎる
単語と単語が結びついて音が変化する
ことが挙げられますね。

実際の会話とリスニング教材の発音の速さ・クリアさに、雲泥の差があることも、中国語リスニングが難しいとされる大きな理由の一つです。


2、中国語リスニング力をUPさせる方法

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ここでは、「初心者」と「中級者以上」の2パターンに分けて紹介します。

どちらの場合でも、

・中国語音声に続いて必ず自分でも発音する(シャドーイング)
→モノマネする勢いで。
・正しく単語を聞き取れているか確認する(ディクテーション)

の2つに重点を置いて学習を進めることが大事ですね。

「初心者向け」
市販の参考書・中国語学習サイトを使ってリスニング学習。

大事なのは、
・一つ一つピンイン・四声を確認する
・シャドーイング・ディクテーションを繰り返す

こと。

自分で正しくピンインを発音できなければ、そのピンインを正しく聞き取ることは不可能なので、必ず発音する際に一つずつチェックするようにしてくださいね。

また、ディクテーションする際は、単語だけでなく四声も一緒に書き取ることをおすすめします。

【おすすめ中国語参考書】

・新ゼロからスタート中国語(会話編)
「発音編」→「フレーズ編」→「会話編」の三部構成から成っているので、発音・フレーズの基礎を学びながらリスニング学習できます。
また、巻末には、「常用単語ベスト300」という付録もついているので、単語学習にもおすすめ。
・たったの72パターンでこんなに話せる中国語会話
「官公庁の研修」にも導入されている参考書で、友達との会話や旅行でよく使うフレーズを、72パターン分学習可能。
頻用フレーズを通してリスニング学習できるのでおすすめ。


【おすすめ中国語学習サイト】

中国語スクリプト
中国語の単語(1,200単語)を全て例文付きで学べることに加え、発音・会話表現・文化までまとめて学べてしまうサイト。
中国語の例文・日本語訳の表示・非表示を自由に切り替えるのがGoodポイント。
・中国語学習ジャーナル(Chinese Station)
日常会話で使われるフレーズを、実際に動画を見ながら学習できるサイト。
実際に中国の大学生同士の会話が収録されているので、本場の発音・リズム・イントネーションを学びたい方にはもってこい。
動画は全て、「中国語字幕」「ピンイン字幕」「日本語字幕」「字幕なし」の4種類から選べるので、リスニング学習しやすいです。


「中級〜上級者向け」

①聞き慣れた単語数を増やす

リスニング力を伸ばすのに欠かせないのが、「聞き慣れた単語数を増やす」こと。

というのも、実際の会話には、テキストに載っていない単語・フレーズもたくさん出てくるからです。

急に聞いたこともない単語が出てきたら、絶対に聞き取れませんよね。

なので、まず聞き馴染みのある単語を増やすことは大事です。



②中国語独特のリズム・イントネーションに慣れる

中国語リスニングが難しい理由のところでも触れた通り、「中国語独特のリズム・イントネーション」に慣れることも非常に重要です。

そして、それらに慣れるためにおすすめなのが

・中国のドラマ・映画
・中国人が話す動画

を見ることですね。

テキストや中国語学習サイトの音声ではなく、実際に中国人が話している声を聞くことがミソ。

どんなドラマや動画がリスニング学習に役立つのかについては、また別の記事で紹介する予定なので、しばしの間お待ちくださいませ。


③中国人と会話する
リスニングにある程度慣れてきたら、後は中国人との会話を通してリスニング力をさらに強化していきましょう。

中国人との会話では、リスニング・スピーキング力を同時に鍛えられるので是非取り入れてもらいたい勉強法の一つ。

また、中国では、地域によって発音の癖に違いがあるので、色んな地域の人と話すのもおすすめですよ。

3、まとめ

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今回は、「中国語のリスニングが難しい理由」と「効果的な学習法」について紹介してきました。

自身の中国語レベルによっても勉強法は変わってくるので、是非自分のレベルに合った方法でリスニング学習してみてくださいね。


私が運営しているサイト「DAIKI LIFE」でも、英語・中国語学習に役立つ情報を発信しているので、良ければ合わせてどうぞ。

>>「DAIKI LIFE」はこちら




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