懐古
あまり性別でくくることは無いとは思うけど、私は女なので、女性/同性アーティストを好きになる時は、いろんな角度があるとは思うけど、憧れの極致の女神のような存在とか、まるで親友のような共感だったり、誰にも話したことない自分を突き付けてくるような存在だったり。。。
自分を内面を抉ってくるようで「不穏当な自分」を言い当ててくるのがACOさんだとしたら、幼馴染の親友のような共感があったのがBonnie Pinkさんだった。
例によらず2010年代はなかなか追いかけれなかったけれど、2000年前後BonniePinkは本当に良く聞いていた。
特にだったのがアルバム「Let Go」とEP「Daisy」。なぜかサブスクでこの二枚が出ておらず不思議だったんだけど、プロデュースが日本の人でないので、権利関係とかその辺りだったのかなぁ。知らんけど。
Daisyはとにかく良く聴いてたなぁ。。。。
それが配信されてた。
CDで取り込んで聴くこともあったけど、サブスクの手軽さは癖になる。
また久しぶりにじっくり聴くがとても良い。
これが99年と00年ですって。
繋がりでACOさんも一緒に聴いたら歌詞が興味深かった。
あの人のことで悲しいんじゃない 強すぎた私を 誰か慰めて "toughness" Bonnie Pink
悦びに咲く花が 枯れてしまったなら 簡単よ 私は女で とても心が弱い "悦びに咲く花” ACO
強い私と、弱い私。
私は強いと歌う私と、私は弱いと歌う私。
はてさて。
ご本人たちの垣間見えるパーソナリティも相まみえて聴くと奥が深い。知らんけど。
ボニピンさんは海外移住したり、海外のアーティストやプロデューサーと音楽作ったり、そうゆう姿勢にワクワクしてみてた私としては、洋楽と邦楽、という区別から来る、日本のポップミュージックの隔たり的なもの、最近の若いミュージシャンはどのくらい意識してるのだろうと思ったり。
前にも書いたけれど、洋と邦という区別自体があまり意味がないように感じることが多い。
昔は「洋楽好き」すなわち「日本メジャーポップミュージックは聞かぬ」だったようなところがあったと思うけどね。私だけかな。
自分は育った環境から、日本のポップミュージックより、西洋からのものを良く聴いていたので、どうしても、英語詞やリズムなど、『西洋風』なのが好みなので、生まれた土地の感性と海外からの感性を融合させて昇華させたようなもの(サカナクションなんか最たると思っているけれど)、本当にかっこいいなと思う。
このハイブリッドな感性の音楽、最近、アジア圏の方達のも良く聴くけれど、めっちゃいい。遠すぎず、近すぎない感性。いい。
はあ 海外旅行いきたい。。。
Linying / Springtime
Layton Wu / Honey Ginger Tea
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