公務員でも転職したいと思うなら早めに転職サイトに登録しよう
結論
アンテナは高くしておくだけしておこう
そろそろ4月から働き始めて3週間。異動や業務変更によって辛い思いをされている方もいるのではないでしょうか。
「こんなはずでは」「もうきつい」「辞めたい」そんなネガティブワードは「転職したい」という言葉に変換され始めているかもしれません。
私の転職スピードは動き始めてから実働約1カ月で転職先の内定を取りました。
ただ、転職サイトへの登録はそれよりはるか前にしていたため、前段階をすっ飛ばして動き始めたのが大きいですね。
転職するにあたっては職務経歴書の作成や自己分析、エージェントとの面談等々、こなさないといけないタスクがそれなりにありますが、差し当たって必要なのは情報収集です。
公務員→民間への転職はなかなか難しいです。その中で自分がどの業界・職種に行きたいのか、どんな勤務条件を望んでいるのか、そんなことを整理するにも現実の求人内容とすり合わせる必要があります。
ある程度のことはエージェントがしてくれるかもしれませんが、こちら側の考えや思いが素材として提供できないと、当たり障りのない事しかエージェントも言えませんので、この辺りは自分で何とかしなければならないですね。
なので、今転職しようと思っていなくても、転職サイトには早めに登録することをお勧めします。
早めに登録することのメリット
①自分がどんな業界に興味があるかがわかる
新卒の時は自分の学部や研究室の傾向から働く業界をチョイスしていたと思います。働き始めてから視野が変わると思うので、どんな業界があるか再度確認してみましょう。
②その業界と今の業務の重なる領域があるか確認できる
今の仕事と全く関係のないところへ行くことは可能ですが難しいです。それよりも今の仕事と重なる部分があれば、そこを強みとするよう仕事に打ち込んでみることができます。
③「外れ求人」を早々に見つけられる
焦っているときに目についた求人に飛びついて転職して失敗した、とならないように、「ここだけは絶対無理だな」という求人をNG登録しておきましょう。
例えば、短期間に何度も同じような求人を出している、労働条件がおかしい、会社名をググったらやばい情報しか出てこない、そんなところですかね。
一見華やかに見えていても、それはグループ会社で実態は違う、ということもよくあります。
④今の仕事に対してフラットな見方ができる
転職サイトに登録した時点で、選択肢を一つ増やしたことになります。今の仕事に何かあっても「ま、その気になればすぐ転職できるし」と気持ちが楽になります。逆に、「この条件の求人なら今の仕事がまだいいな」と思えるかもしれません。
転職サイトに登録する際に注意すること
①メールアドレスはそれ専用のものを用意する
求人情報・エージェントとの面談案内・スカウトはひっきりなしに来るので、共用のアドレスにすると受信箱が汚染されます。フリーアドレスでいいので、一つ用意しましょう。余力があればサイトごとにフォルダ分けしておきましょう。
②エージェントとの面談はその気がないならしなくていい
転職サイトに登録するとすぐに「面談しませんか」とくると思います。
基本的にしたければしてもいいのですが、個人的には情報収集の段階で面談するのはあまりメリットが無いと思います。
なので私の場合は最初に転職サイトのエージェントとコンタクトを取り、(例:DODAならパーソルキャリアかな?)その際に「今は情報収集の段階なので、具体的に動くつもりはありません。必要になったらエージェントサービスに登録します。求人案内もこちらで探すのでレコメンドは不要です」と伝えました。メールやコンタクトの頻度が下がります。
③履歴書・職務経歴書はこまめに書いていく
転職理由などはっきりしないと書けないところはありますが、それ以外の職務経歴などは時間が空いた時に書いておきましょう。動き始めたときにゼロからスタートはしんどいです。ある程度書いておけば、動き始めた時すぐに職務経歴書の添削をしてもらえると思います。
仕事がきつくなってから転職活動を始める、というのは中々ハードルが高いです。仕事を辞めて失業保険期間に見つけるのは精神的負荷が重いです。なので、動けるうちにできることをしておく、ということは大切ですよ。
外にアンテナを向けることで気持ちが楽になるという側面もあります。登録するだけなら無料なので、それでいいと思いますよ。
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