こんなときどうする? #2 夜更かし
子育てにおける「こんなときどうすれば…」といった場面について、保育者歴10年の経験をベースに、私が実践してきた方法や良いと感じた対処法などをお伝えしています。
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#2 夜更かし
私が子どもの頃は、親に21時くらいには寝るように言われていて、眠れなかったとしても9時にはベッドに入らされていた記憶があります。
まぁ布団に入ってからもじょもじょ遊んでいたのは言うまでもありませんが(笑)寝に行くという習慣はついていました。
今のお母さんたちに話を聞くと、1歳や2歳の子でも、「23時になっても眠くならないみたいで…」という声を多く聞くようになりました。
夜更かしだけでなく、保育園のお昼寝の時間にも、一定数寝られない子がいます。
お昼寝にも夜更かしにも共通しますが、寝られるようにとめちゃくちゃ激しく外遊びをして、たくさん体を動かせて、疲れさせて…と頑張ったところで、それでも寝ない時は本当に寝ません(笑)
もうそういう時は、いったん諦めましょう!笑
寝てくれない、寝てくれないと思っているとストレスも溜まりますが、寝られたらラッキーくらいに思っていれば、寝てくれた時の喜びも増します(笑)
と、これで終わってしまうのもあまりにも内容が薄いので、、、。
寝やすい環境にしてあげることは、確かに大切です。30分くらい前から寝室の明かりを消しておくとか、玩具類は目につかないようにしておくとか…一般的な方法もそれなりに有効ですが、
子どもは安心感の中で眠る
この部分が大きいように感じます。
ママやパパの温もりはもちろん、手触りの良いものなども、安心感につながりますね。
そしてもう一つ。保育士をしている時、
「さぁ◯◯ちゃん!もう寝るよ!(背中を)トントントン…」といくらトントンしても寝てくれませんでした。
そうではなく保育士の私自身が、
おやすみ…🌙 ぐっすり寝られるといいね、どんな夢を見るのかな、寝入る瞬間ってなんとも言えず幸せだよね〜
という気持ちでいるだけで、寝てくれる率は高まりました。
子どもはオーラや雰囲気を本当によく感じ取ります。大人よりも高性能のセンサーが付いているかのようです。
なので、そういった見えない気持ちの部分を意識してみるのはオススメです。