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「人と違うかも?」と悩んでた私がフリーランスになって感じる3つのこと




かめきちです。

あるときは小児PT
あるときは代表取締役
あるときはアンバサダー
あるときはインフルエンサー
あるときはアートメイクモデル
あるときは作業療法学科の先生。


いったいぜんたい何をやっとんの?という私ですが、
まとめると私は「支援者」「教育者」「発信者」なんだと思います。


私が保有している理学療法士という資格は
開業できないので、「理学療法士が自費でやってます」とは言ってないんですね。わたしは「こどもリハビリかめきち」という名前でフリーランスとして活動していました。ちゃんと調べてからモノ言えな?(Yahooコメントめっちゃ根にもつやつw)

現在は法人化して(マイクロですが)個人事業主ではなくなったのですが、
2021年から2年間、フリーランスとして活動していました。

フリーランスってどういう風に生きていくの?という取材をよく受けるので、記事にしました。(というか去年紆余曲折あってあるサイトでお蔵入りになった記事)

去年書いたものなので、文章がヘッタクソ




そもそも理学療法士が行う「リハビリテーション」とは何か?



「リハビリテーション」(Rehabilitation)という言葉は、Re(再び、戻す)とhabilis(適した、ふさわしい)から成り立っています。

要は、病気やけがなどによる後遺症を持つ方の日常生活や、社会生活を疾患を有する前の状態に戻れるよう頑張っていくよ!ということがリハビリなんですね。

では、小児にはどんなリハビリをするのか?

ざっくりいうと

・もともと生まれつきの疾患がある(遺伝子疾患など)
・周産期トラブルによる疾患がある(低酸素性虚血性脳症など)
・後天的な疾患がある(〇〇脳症など)
・なにも疾患はないけれど発達がゆっくり

こういったタイプのお子さんがリハビリを必要とするケースが多いです。
後天的なお子さんは◯歳までできていたことができなくなってしまう…ということが多いので、"リ"ハビリテーションなのですが、あとのお子さんはこれからどうやって機能を獲得していくのか?なので"ハビリテーション"になるんですね。まだこんな言葉は普及していませんが。

そんなこんなで私は小児専門の理学療法士をしています。毎日楽しいです。


理学療法士から、フリーランスになったきっかけ



急性期、回復期、維持期の病院で勤めていて、ある日急に息が苦しくなりました(笑)
仕事に向かう前に、呼吸がしにくくなったんですね。

当時私はいわゆる「世の中に感じている疑問と自分とのギャップをうまく受け入れられない、生きづらい人間」でした。
自分が変なのか?周りが変なのか?
凸凹した気持ちをどうにか晴らしたくて、知りたくて、えいっと仕事をやめて、えいっと世界一周しました。

世界一周をした中で、様々な不平等な環境に置かれた命に触れました。
命に触れた中で気がついたことが2つ。

それは「そうか、私はいつか死ぬんだ」ということと
不平等な世の中で唯一平等であるもの、それは時間である」ということ。

このことに気がついたので、今までの「これからどう生きていくか」の考えを『自分の人生の残された時間を逆算していく』という考えにシフトし、小児の道へ進むことと、より自由度の高いフリーランスの道を選択しました。





フリーランスになって感じる3つのこと


その①
食っていけんのか?!という不安は常に隣合わせ



私の集客はSNSと口コミのみです。広告など一切打ち出しておらず、すべて保護者が私のInstagramやYouTubeを見たり、他の保護者の口コミを見て予約をしていただきます。その中での不安。

いつか干されたらどうしよう

 いわゆるうっかり失言などがあったとき、良くない口コミが流れた時、SNSという画面の中での私の信頼は一気に崩れ落ちてしまいます。気をつけます。


・来年の収入わからん

 そう、病院と違って固定給があるわけでもなし、ボーナスがあるわけでもなし、来年どころか来月の収入もわからない。収入の不安は常につきものです。


・自由を引き換えに失った保証と保障

 これも収入に通ずると思いますが、フリーランスになって自分がいかに社会保障に護られてたんだなって痛感しています。確定申告コワイヨ!


その②

保護者って現場で感じるよりも実際は100倍不安の波にいる


病院で働いていたら一生わからなかった、保護者の不安。
もちろん現場でもヒリヒリと感じていたものだが、SNSという特殊なプライベート空間にはその保護者の思いの丈が綴られていて、それをSNSを通じてわかりました。

病院時代ではわからなかった保護者の本音がわかるようになったから、痛いほど伝わってくるから、だからその悩みに寄り添いたいと思い今必死で活動をしています。

どんな気持ちなんだろう。

胎嚢が確認できたときの気持ち。

どんな気持ちなんだろう。

我が子に障害がある、と知ったときの気持ち。

どんな気持ちなんだろう。

リハビリが必要である、と感じたときの気持ち。

私は当事者ではないので、保護者の気持ちはわかりません。
保護者に変わることもできません。ですが自分の命にもかえられない我が子を思う、胸が張り裂ける思いにできる限り寄り添っていきたいと思っています。


その③

とはいえフリー最高



フリーランスになってよかったことは?

と聞かれたときに、通勤しないのサイコ〜〜!寝る時間も起きる時間も全部自分で決められるのサイコ〜〜!!ってアホみたいな顔して答えていますが、最もいいな、と思っていること。

それは「自分の責任を自分で取れること」だと思っています。


病院時代にひっかかっていたうちの一つ。
いい意味でも悪い意味でも「自分の責任を自分でとることができない」ということ。

いいことをしても誰かの手柄になってしまったり、逆に悪いことをしたときに上司が責任を取ってくれていたけれど、、、ここにとてつもない違和感を覚えていました。

今私の発言、発信、行動は全て私の責任です。
私の言葉で助かる人もいれば反面、傷つく人も出てくることでしょう。

なので人一倍発言、発信、行動するときは嘘のない、限りなく正確で妥当性の高い情報がいい。そう思って生きています。


最後に

以上、かめきちがフリーになって感じる3つのことをまとめました。

長くなりましたが、私の人生の目標は"シンプルに人を救う"ことです。

その目標を達成するには理学療法士という枠ではおさまることができなかったので、自分の殻をべりべりと破り、フリーランスになりました。

やってみるまでは右も左も分からない恐怖の塊でしたが、一歩飛び越えた今とても楽です。生きにくかったあの頃よりも随分楽に呼吸ができます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

共感、質問、相談、応援メッセージなどありましたら各種SNSからご連絡くださいませ。


<プロフィール>

こどもリハビリかめきち・理学療法士

ー経歴ー
八千代リハビリテーション学院理学療法学科卒業
急性期リハビリ、回復期リハビリ、訪問リハビリの経験を経て、日本という国に疑問をもち海外へ。地雷や戦争で体が不自由になったこどもたちをみて、小児の道へ進むことを決意する。帰国後、小児専門病院や療育施設などに勤務しながらInstagramで小児リハビリについて情報発信を毎日行う。コロナ禍でリハビリが受けられないこどもたちに向けてインスタライブやオンライン面談を始め、今までに関わった症例は数千件。InstagramやYouTubeにて保護者向けの情報発信を定期的に行っている他、専門職に向けたオンラインスクール”かめスク”も毎月開催している。現在全国のこどもに「シュクレ」という座位保持椅子を広めるため全国行脚中。



https://www.youtube.com/channel/UCdZuYwmFVPr2tG7mro00JfA‐


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