傷つきに出会う こどもと出会うとき、わたしはそこに自分のちいさな頃の姿を見出すことがたびたびある。実際に経験したことを重ね合わせることも稀にあるが、どちらかというと、より深い感情や無意識レベルのものを一致させ、こどもの語りにちいさな自分を追体験させているような感覚である。 こどもの生活や感情にイメージを開くと、目の前のこどもの、本来の姿に出会うことができる、ような気がしている。 もちろん最初から等身大で、こころと身体がそれなりに繋がっていて、ひとりの子どもとしてきち