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教職員組合って知ってますか??

【教職員組合】って聞いた事ありますか?

教職員組合とは、いわゆる、労働組合です。
教員の賃金アップ等の待遇改善や、学校の修繕等を県と直接交渉してくれるのが、教職員組合です。

私は教員しかなったことがないので、民間の労働組合の加入率等は全然知らないので、少し調べてみたら、↓こんな記事を見つけました。

2023年末時点で16.3%の組織率って、めちゃくちゃ低いですね😳
教職員組合の加入率はこれに比べると高いかと思いますが、それでも、毎年加入者が減り、組織の維持が難しくなってきているのは同じです。

私の職場にも組合に入っている先生も、いない先生もいますが、どちらかというと、組合に加入されている先生の方が多いイメージです。
ですが、たまたま今の職場は加入している先生の方が多いですが、学校によっては加入している先生の方が少ないというところもあります。
私の初任の学校は田舎の小さな学校でしたが、そこでは組合に入っている先生が学校全体で1人だけでした😳
そのため、熱心な加入活動も行われず、私が組合に加入したのは2校目に異動になってからでした。

そして、詳細は省きますが、私はこの2校目で、諸事情により、早急に異動することが必要になり、加入早々組合のお世話になることとなりました。

今回はこの、加入早々組合のお世話になったことについて書いていきます。

N県の異動のルール

これは都道府県によって、いろいろ違うかと思いますが、私の住んでいるN県は、基本的に異動したらその学校に3年は勤続するというのが一般的です。
もし、1〜2年で異動があるとすれば、結婚や家族の介護等特別な事情がある時のみです。
また、N県の異動は当時、県内を4つのブロックに分けて、このうちの3ブロックには勤務しなければいけない、初任は地元とは違うブロックに勤務するというようなルールがありました。(今はこれが変更されています)
なので、当時の私は2校目でしたが、地元から離れた土地で勤務していました。

私はこの時、このような理由ではなく、(結婚した翌年でした)どーーーーしても異動をしたいという事情ができてしまい、異動をお願いしました。
そして、異動先はどーーーしても、地元でなければいけなかったのです。

当時は、この私の異動の希望はN県の異動のルールからしたら、大幅に外れていたわけです。
そこで、私は組合を頼ることにしたということです。

異動までの道のり

当時、私の職場では、人事が動き始める秋頃に組合から異動について相談したい人が記入できるカードが配られました。
そのカードに私は異動したい理由と異動先は地元がいい理由をそのカードに記入し、県の組合本部にカードを郵送しました。

その後、県の組合の方から電話で連絡が来て、組合も一緒に動いてくれる旨を連絡してくださいました。
それと同時に校長先生にも組合が人事の相談に乗っていることを伝えてほしいと言われました。
(学校の人事は校長同士が連携して行なっているからです。)

そして、その後私が異動に関して自分から動いたことは、何もありません。
校長先生と組合の間で具体的にどんな動きがあったのかはわかりませんが、翌年、私は無事、希望通りに地元に異動することができたんです😊

でも、これって、よく考えたらめちゃくちゃすごいことじゃないですか??
校長先生に組合に異動のことを相談してると私は伝えただけで、あとは組合が動いてくれたから、私は何もすることなく、希望通りに異動できちゃいました✨✨
もし、ここに組合がなかったら、きっと私自身でいろいろ書類を揃えたり、他にも連絡をしたりしないといけないことがあったと思います。
それを全部組合が担ってくれたことに、感謝しています。

↑これはあくまで、私の場合ですが、私自身は組合を頼って希望の異動ができたことは本当によかったと思っています😊

これが、組合の力ですよね。
一人では動かないことも、同じ志を持った人が集まれば、動かすことができる✨✨

この他にも組合が担ってくれている仕事はまだまだたくさんありますので、少しずつご紹介していきたいと思っています😊

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