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離職の主な原因は? 介護現場の実態

介護業界における人材不足の主な原因の一つに離職率の高さがあります。
介護業界の離職率は15.4%と、全業界平均よりも高いのです。

その主な原因は、職場での人間関係や、施設・事業所の運営のあり方への不満などがきっかけになっています。

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(公財)介護労働安定センター「平成29年度介護実態調査結果について」より


離職率を事業所規模別(従業員数別)で見ると、小規模の事業所の方が高く、9人以下の施設で約25%、つまり4人に1人が1年間の内に離職してしまっています。

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注)離職率=(1年間の離職者数)÷労働者数
(公財)介護労働安定センター「平成29年度介護労働実態調査」より


また、小規模事業者は、人事、労務に関する相談窓口がなく、そのほとんどを経営者、管理者が担っていることが多いが、相談窓口が無い事業所の方が相談窓口がある事業所よりも悩みが多い、というデータがある。

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(公財)介護労働安定センター「令和元年度 介護労働実態調査の結果と特徴」より

これらの結果からも分かるように、小規模事業所の対して従業員の相談窓口機能を提供してあげれば、全体の離職率を下げることに繋がると私たちは考えました。

(続く・・・)


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