もうすぐ地球がなくなるかもしれない?
Hi, ちきゅうのおとです。
本日は、地球がなくなる?というはなし。
環境問題はとても深刻で
世界的な流れとして注目されていることですが
そもそも環境問題ってどんな問題?
深刻深刻というけれど実際のところどんな感じ?
というはなしをいくつかのデータをもとにnoteしていきます
時々、問題の根本に立ち返ること
問題が溢れる現代社会では特に大切だと思うから。
あなたのもつ”環境問題”のイメージと
リアルな”環境問題”の大きさ
比べてみてください!
もしも自然がなかったら?
私たち人間が生きていくために必要なことはなんでしょう
最低限生きていくために必要なこと
→空気、水、食べ物
これらは生きていくために絶対に必要
そしてどれも全て地球が作り出してくれているものです
いくら科学技術が進歩したといえども
何も無いところから空気、水、食べ物は作り出せません
だからこそ
Mother nature(母なる自然) / Mother earth(母なる地球)
と形容されます
地球が与えてくれる”自然”によって人間をはじめとする
様々な命が生まれ、生きることができます
私たちがいかに自然(=地球)の恩恵を受けているか
むしろ地球が私たちに命を与えてくれているようなものです
ありがたいことにそれらは生まれてからずっと与えられているから
当たり前すぎて意識することは少なかったかもしれません
でもそれはもう当たり前では無いということを
全員が理解をしなくてはいけないタイミングなのかも
数年、数十年のうちにそんな自然(=地球)がなくなってしまうかもしれない
当然、自然が消えた地球上には生物は生存できません
そんなSF映画のような未来が、すぐそこまできています
30年後(2050年)あなたは生きていられるか
ここでIGES(地球環境戦略研究機関)が発表している
第6次地球環境概況からグラフを一枚
人間が影響を受ける自然事象のグラフ
ここ30年だけでも1.5倍になっています
例えばこんなこと↓が起こります(複数資料から抜粋)
・水→6年後には、世界の2/3の人が水不足(*1)
・魚→28年後には天然の魚介類が壊滅(*2)、乱獲や環境の悪化によるもの
養殖は化学物質まみれ
・気温→10年後には1.5℃上昇の可能性(*3)
想像してみてください。
30年後、あなたは何歳ですか?何をしていますか?
このままでは、
水は簡単に手に入らず、戦争になるでしょう
魚介類は海から姿を消し、主食は化学物質に
気温は2度以上は上昇して陸地は減ります
(一部極端な表現もありますが、誇張はしていません。たった1度の気温上昇でも実は環境をガラッと変えてしまうと言われています。気温上昇のもたらす影響に関しては後々詳しくnoteして、リンクさせます。)
明るい未来が描けない!!!
上記したことは決して悲観的にみた未来予想図ではなく
データに基づいたリアルな未来予想図です
だからこれだけ世界中で声が上がっているわけです
「私たちが最大限に気候変動を認識する最初の世代であり、止めることできる最後の世代である」ーターラス世界気象機関事務局長
という言葉も話題になりましたが、まさしくその通りです
「自然は資源」ではなく、「自然と共存」
動物、植物など全ての生物は、環境に依存しています
ある条件の整った環境でしか、存在はできません
地球には浄化作用もあり、多少の毒は自然のなかで浄化されます
それは生態系がバランスを保とうとしているから
でも、地球はたった一つ
浄化するにも限界があります
ナウシカの世界が物語ではなくなってきました
今の社会は地球を資源として自分たちの利益だけを考え
負荷をかけ続けています
まずは、「自然は資源」ではなく、「自然と共存」という考え方をベースに
社会構造を大きく見直していかなければならないタイミングです
とても大変なことですが
**向き合って解決するために行動していくのか
30年後に地球を無くすのか**
あるのはその二択
そしてその選択は他でもない私たち自身に委ねられています
今、ここから、私から、あなたから
できることから、少しずつ
明るい未来にワクワクしたい
参照元
(*1)2007・UNEP[第四次地球環境概況]
(*2)2006・米[Science]
(*3)2018・IPCC[Global warming of 1.5℃]