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【読書感想】「母親になって後悔してる」を読んで

先日「母親になって後悔してる」という本を読んだので、その感想と先日読んだ日経記事で思うところがあったので、noteに記録してみます。

衝撃を受けたタイトル

タイトルだけでインパクト十分なこの本。
著者はイスラエルの社会学者で、親になる願望を持たないユダヤ系イスラエル人の男女を研究するなどしています。

本書では、母になって後悔している人にインタビューをし、そのインタビューの内容をまとめたものでした。
そのため、著者の考えを元に書かれているわけではないので、本としての結論はどこにあるのかなどがあまりよく分からず、少し読みづらくはあります。

この本を手に取った理由

ものすごいタブーに切り込んだなというのが第一印象。私は日頃親とは何?親の愛情って何?などを考えてしまうので、世間ではタブーかもしれませんが、私に取ってはものすごく興味深いタイトルでした。

私の中で世間が抱いていそうな母性のイメージは↓みたいな感じです。

  • 自然に湧き上がるもの

  • 子供に対して見返りを期待することなく利他的な優しさを示すこと

ただこれって本当なのかな?と私の中で疑問でした。まだ母になってないので、また親になったら違った感情になるのかもしれませんが、私があれやりたいこれやりたいと詰め込んでいってしまうタイプなので、子供がいてもそんな自己犠牲的な心で向き合えるものかなと思ってしまいます。
そういった疑問への何か答えみたいなものがあるかもと思ったのが、この本を手に取った理由です。

この本の中で感じたこと

本の中でインタビューに答えた人たちに共通しているのは、「子供のことは愛している。でも、母という役割が嫌い(向いていない)。」と感じていることです。また各母親たちは責任を持って子供を育てていると自負していました。

私は父親が協力的ではないとか経済的な面で不安定などの条件的なものがこのように思う原因なのかなと思っていました。
ただ、インタビューに答えた人たちのバックグラウンドは様々で一概に条件的なもののせいだというわけではありませんでした。

本を読んでいて私の中で出た結論としては、世間が求める母親像が自己犠牲を伴うもので、そこに自己がなくなってしまうことが大きな要因なのかなと感じました。そして、そのことを世間に言ってしまうとバッシングを受けるため、公に言えないことが母親たちを苦しめているのかなと思いました。

本を読んだ後にある記事を見て思ったこと

〈少子化と向き合う 気になる数字〉未婚者「結婚後子ども持つべき」減:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO73120520X20C23A7EP0000/

↑がその記事です。
結婚後子どもを持つべきだという問いに「まったく賛成」「どちらかといえば賛成」と答えた18歳〜34歳の未婚者の割合が低下しているというものです。

2021年で男性は55%、女性は36.6%に低下していたそうですが、ここで面白いなと思ったのは、どの年でも肯定的に答えているのは男性より女性の方が少ないということです。

本能的に女性が子供大好きと思ってるなら、こんな結果にならないのではないかなと思いました。世間からの母親としての役割が重いから、産むべきと思わない人が多いんじゃないかなとそんな気がしました。

最後に

読書感想難しいですね。。。
なんか感じたことや思っていることが書けているかがだんだん分からなくなってしまいました。テーマも難しすぎたのかもしれません😞
だけど、今の私にはこれが精一杯です😅
拙い文章ですが、読んでくださってありがとうございます!

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