【公募】アルファポリス歴史・時代小説大賞 必勝法
どーも、筑前助広でございます。
絶賛発売中に拙作「谷中の用心棒 萩尾大楽」でございますが、読売新聞に続いて、昨日(4/19)の日経新聞朝刊に広告が掲載されました!
日経新聞は、広告料が高いのでガクブルではございますが……どうか買って応援してくだされば、と思います。
さて、アルファポリスの第8回歴史時代小説大賞の告知が出ましたね。
若手歴史時代小説家の登竜門ですよ。
僕の作品もイメージとして掲載されています。つまり、とうとうコンテストの顔になったわけです!
さて、このコンテストには第1回から参加しておりまして、実績として以下の通りです。
第1回 狼の裔(特別賞)
第2回 不参加
第3回 天暗の星(最終選考:現・奨励賞)
第4回 不参加
第5回 不参加
第6回 それは欲望という名の海(特別賞) 狼の贄(奨励賞)小売り酒屋鬼八(奨励賞)
ご覧のように、参加すれば必ず最終選考にまで残っております。第6回に至っては、応募全作品受賞ですよ。凄いでしょう!
という実績の僕が、アルファポリスの歴史時代小説大賞必勝法について書きたいと思います。
※必勝法と銘打ってますが、必ず勝つとは限りません。あしからず
「過去の選評を読め!」
端的に言うと、これです。
過去の選評で、評価されている点も重要ですが、マイナスされている点を特に重要視してください。
特にTwitterで何度か紹介しているのですが、僕と陸さんと鵜狩さんという三羽烏に出された駄目だしは一見の価値ありです。
重要なポイントを抜き出すと――
・ストーリー全体にもう少しメリハリと盛り上がりが欲しかった。
・見せ場の盛り上がりに欠けることと、短編ゆえの物足りなさがマイナスとなった。
・物語の主題が見えづらかったのが残念だった。
何とも痛烈ですが、至極ごもっともな指摘です。
この3つを徹底的に潰して、僕は第6回で受賞したわけですが――
こうしたことを踏まえ、僕が言える必勝法はこれです。
歴史時代小説ファンに訴求力がある時代で、主人公に魅力があり、主旨が明確で、物語にメリハリがあり、今後もシリーズ展開が可能な「本格派」な完結作品。
歴史小説が不利だと言われておりますが、早川隆先生が受賞しているので、そこはどうでしょうか。ただ今後しばらくは、早川先生の「敵は家康」が比較対象になるでしょうね。
で、結局はこうなんです。
歴史時代小説コーナーで売れる作品を書け!
必勝法はこれに尽きるのではないでしょうか。歴史時代小説を研究し、そこに並んでいる自分をイメージして書いてみてください。
自ずと結果が伴うと思いますよ。