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これはひとりドラクエ

庭でひとりでラーメンを食べた。
1月とは思えないほどとても暖かくて、南向きの庭に面した勝手口の階段に座り、日向ぼっこしながら「日清麺職人ゆず塩味」をズルズル啜った。
うめぇ。そういやノンフライ麺って出た時衝撃だったよな〜とか思いながらこのまま平穏な時間が続いてほしいと思っていた。


しかしそうは問屋がおろし金。
停戦条約を結ぶ寸前の相手が突然、奇襲攻撃を仕掛けてきた。「あー良かった!じゃそゆことでよろしく!」って丸腰で背中を向けて母国へ帰る途中だった私は深い傷を負った。もはや和平直前だったのにどうして。ああイタイ。つらたん。


わたしの目の前に佇む、主に大きな2つの問題たち。ひとつは非常に短い期間の努力の成果が一瞬で決まってしまうもの。もうひとつは非常に長い長い期間に出来たいくつもの小さなほころびがミルフィーユのように積み重なって完成したもの。それぞれ性質が全く違うラスボスレベルの強敵。

コイツらが結託して襲いかかってくんの。んでほんっっっと、つよいんだわコイツら。

レベルの48のまあまあツオイ私だけれど、例えるなら

遠くからも片手で確実に仕留めてくる無課金おじさんに狙われながら、

接近戦で目の前で孫悟空「カァァァァメェェェェカァァァァメェェェェ波ァァァァ!!!!」

をくらってる感じ。瀕死。


わたしとしてはもうゲームオーバーで良いんだけど、何せ人生なのでそうは行かないし、リセットボタンを押して最初からやり直しや、良いところでセーブしてたデータからコンティニューもできない。

HPが赤文字表示になる度にやくそう日清麺職人やホイミ井手ちゃんぽんを使いながら

▶︎ たたかう

を選び続けるしかない


蘇生魔法ザオラルである犬吸い


また今日がはじまる。


スライムくらいで1日が終わってくれまいか。

または「あいてが なかまになりたそうに こっちをみている!」とはならないものかな。無敵のパーティ結成なのになぁ。


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