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モヤモヤ・ワクワクからバチバチへ

 こんにちは! ちくままちづくり文化祭実行委員会のスタッフとして参加している松林 和彦です。有限会社都市建築計画の代表として、地域に関する様々な課題解決と計画づくり、公園や街路、商業空間などのデザイン、各施設、店舗、住宅などの建物のデザインから設計監理を行っています。


 当会の活動を擬音で表現すると、「モヤモヤ・ワクワク・バチバチ」になります。我々がコンセプトとしている「学」・「繋」・「企」が、“モヤモヤ=学ぶ”、“ワクワク=つながる”、“バチバチ=企てる”という捉え方です。

 2021年には「地域のモヤモヤをワクワクに変えるための地域講座」と題したまちづくり連続講座を開催しました。全国から地域を元気するさまざまな取組みを行う6人のゲストを招き、学びと実践を組み合わせた学びにより参加者は、モヤモヤをワクワクに変えました。2022年には、「千曲でやってみたいこと」をテーマに、それぞれの「妄想」について話し合い、「共感」や「応援」でつながる仲間づくり、未来づくりの場として「千曲わくわく妄想会議」を開催しました。そして、2023年は、「ちくまバチバチ実践会議」へとつながります。

【ちくまバチバチ実践会議とは】

ちくまバチバチ実践会議とは、アイデアを夢で終わらせない本気の会議です。素晴らしいアイデアが出ても、本当に実践に繋がらないともったいないことから、2週間の会議を企画しました。フェーズ1では実際の先進事例や広報戦略、資金調達まで実践講座を、フェーズ2では経験者や応援者を交えてじっくり話し合い、最終日のフェーズ3ではプロジェクトのプレゼンテーションを行いました。このプレゼーテーションを聞いた参加者が、プロジェクトに共感し、応援する仲間となることも想定しています。

【「子どもと親の居場所がいっぱいある千曲市を創ろう!」がテーマ?】

ちくまバチバチ実践会議は、2022年に実施した「ワクワク妄想会議」から、最も今必要なテーマとして「子どもと親の居場所がいっぱいある千曲市を創ろう!」を設定しました。国や地方自治体では、さまざまな子育て支援などを行いつつありますが、支援枠に収まらない、子どもと親の実際の現場から、多くの声をいただいて設定したテーマです。

実践講座のひとつ、特定非営利活動法人こまちぷらす|理事長 森祐美子さんによる「子育てが「まちの力」で豊かになる社会」を目指した活動は、参加者に大きなインパクトを与えました。神奈川県横浜市を拠点に「こまちカフェ、こよりどうカフェ」などを運営し、そのノウハウを生かした居場所づくりの立ち上げ伴走も行っています。

オンラインでこまちぷらす(神奈川県)の事例を聞く
それぞれの考えていることを話んがら練り上げる時間

【4つのプロジェクトが始動!】

ちくまバチバチ実践会議では、2023年8月19日(土)~9月2日(土)の間、延べ人数35名の一般市民が参加し、テーマに関する様々な思いや提案を行い、活発な議論がおこなわれ、最終的に4つのプロジェクトを育むことができました。そしてこれらプロジェクトは実際に始動しています。我々も想像以上の成果に驚いています。

① ちくま〇〇おしゃべり会
子育てをを始める方、真っ只中の方のおしゃべり交流
開催:第1回10月18日 第2回11月29日
② 協同キッチンコミュニティ- hahaco
ママ(パパ)が自由になれる時間を過ごせる平日昼間の居場所
開催:第1回10月26日 第2回11月14日
③ 駄菓シェアー
駄菓子をコミュニティーツールとして活用した子供たちの居場所づくり
開催:11月19日まちづくり文化祭に参加
④ 上山田子ども食堂
2024年の開店に向けて準備中

実際のプロジェクト発表のシーン

【社会・地域課題の解決が進むさらなる企てへ】

「ちくまバチバチ実践会議」の特別講師に招いた「こまちぷらす」は、会議参加者からもこの仕組みを千曲市でも実践したいという声があることから、来年度より千曲市にいて「心地よい関わりが生まれる カフェのつくりかたin長野」講座を開催します。

今後は、「ワクワク妄想会議」や「ちくまバチバチ実践会議」などを継続開催しながら、更に、人的資源含めた千曲市を中心としたまちづくり資源がまるごと活用される事業やプロジェクトが生まれ、社会・地域課題の解決が進むような企てを展開していく予定です。

もし「千曲市でやってみたいこと」ことをモヤモヤしていることがあれば、私たちと一緒にワクワクに変えていきましょう。

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