「ラー文書」より~5次元上昇について
「一なるものの法則」というのを、スピリチュアルな情報に触れたことのある人は聞いたことがあるかもしれません。あるいは「ワンネス」という言い方をする人もいて、それは同等の意味なのですが、"一なるものの法則"という、どこか独特の回りくどい表現で伝えていたのは、『ラー』という存在でした。
1950年代、ロズウェル事件をきっかけに、米国ではちょっとしたUFOブームが始まっていました。理学博士のドン・エルキンズ(Don Elkins)もまた、UFOに関心を持つようになり、大学を辞めて超常現象の研究所『L / L Research』を創設します。彼に協力したのは、カーラ(Carla L. Rueckert)という女性と、後にカーラと結婚したジェームズ・マッカーティ(James McCarty)です。
1974年、3人は、チャネリングの実験を開始し、媒介者としての能力があるカーラを通して、『ラー』という存在とコンタクトすることに成功します。その交信内容を記したのが『ラー文書~一なるものの法則』(The Law of One)という本です。ただ、この本の内容は、非常に複雑で難解な表現が多く、英語圏の人でさえ、理解するのが難しいと言われています。
従って、日本語にも翻訳されているのですが、訳者はさぞ苦労したであろうし、やはり、何度読み直しても、理解しきれない部分が多くあります。なぜそうなっているのかといえば、そもそもエルキンズ博士が工学系の学者だというのがあって、質問自体が難しいのです。それに加えて、ラーたちがそれに答えるとき、できる限り正確な内容を伝えようとするので、それを言語で表現するのは困難らしく、よって、双方が、非常に複雑な言い回しになってしまった、ということのようです。
しかし、この難解さが、かえってこの本の信頼性を高めたのかもしれません。なぜかというと、媒介者のカーラは、工学などはもちろんのこと、エルキンズ博士とラーとの会話で使われている、単語の多くを知らなかったり、使ったこともなかったりするものだったからです。
ここでは、そうした難しい内容はさておき、今の私たちに実践として活用できるものや、少なくも地球人類が変化の只中にいる今現在、知っておいた方が良いと思える部分などをピックアップし、ご紹介したいと思います。ご興味のある方は、本のご購入をおすすめします。(日本語に翻訳されているのはpart2まで)また現在、エルキンズ博士もカーラ女史も、世を去っておりますが、『L / L Research』は活動を続けており、サイトで内容を詳しく見ることができます。⇒ 『L/L Research』
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魂(意識)の進化について
ラーたちは、その地球惑星とそこに住む住人たちの次元上昇が、間もなく訪れることに言及しています。それは、7万5千年に一度のチャンスだといいます。
『魂』と一言でいっても、実は少々複雑で、今地球にやってきている私たちの意識というのは、本体の『魂』から分離した”魂の欠片”というのが正しいかと理解しているので、ここでは本体の『魂』(ハイアーセルフ)を言うのではなく、”意識”とした方が分かりやすいかもしれません。(上手く説明できませんが。)
とにかく、ラーたちは、惑星とそこに住む意識エネルギーの進化について説明していて、以下はそれらを表にまとめたものです。高次の存在たちは、全てのものを波動やエネルギー体として捉えていて、それをしばしば音階にたとえます。私たちの地球は『ミ』の段階にあり、それは人間の表現では3~4次元(第3密度ともいう)です。そして今、5次元(第4密度)へ進化しようとしている最中です。
この3~4次元というのは、二極化、分離の経験をする場所だということです。現在の世界を見渡すと、異常なほど、両極の対立と分離が激しくなっています。政治的にいうなら左翼と右翼などですが、善と悪についても、しばしば極端な議論が為されているように見受けられます。
この状況は、次の音階へ進む直前における、最後の調整ゆえの激しさではないでしょうか。これら極性をまざまざと見せられることで、本来どうあるのがよい世界か、ここから何を学ぶ必要があるのか、自分はどうありたいかを、選択する機会を与えられているともいえます。
高次の存在であり、私たちの大先輩であるラーたちの助言としては、善でも悪でもなく、それらあらゆる両極の調和を理解したとき、次へ進む進化の扉が開かれるとのことです。最近よくいわれている『統合』ということなのでしょう。
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チャクラの活性化エクササイズ
表の中で『収穫』という言葉が出てきます。これは、進化(上昇)するタイミングの時に、どのようにそれが行われるかということですが、あるレベルのエネルギー状態にならないと上昇することができないので、収穫(実っているか、いないか)という表現を使っていると思われます。
収穫とは、創造主がイジワルをしたり、裁判官のように判定したりするわけではないのです。こうした上昇のタイミングというのは、宇宙の中心から非常に強いエネルギー(「愛と光の衝撃」と表現しています。)が放射されることで可能になるのだそうで、するとその生命体が、そのエネルギーに耐えられる状態になっていないと、その流れに乗ることはできないからだといいます。
つまり、創造主は、私たちをジャッジしたり罰を与えたりしているのではないのです。単に、物理的に不可能なのです。ラーは、その強いエネルギーに同調するためには、チャクラの活性化が必要だといっています。とにかく宇宙では、何でもエネルギーで捉え、それを数値化するらしく、その人のチャクラの活性具合が、エネルギーの状態を示すことになるようです。
以下に、チャクラについての概略をまとめてみます。
・第1チャクラ・・・赤色光線(地球振動エネルギー)
・第2チャクラ・・・橙色光線(個人的感情エネルギー)
・第3チャクラ・・・黄色光線(エゴ、権力のエネルギー)
・第4チャクラ・・・緑色光線(愛と思いやりのエネルギー)
・第5チャクラ・・・青色光線(自己理解,表現,コミュニケーション)
・第6チャクラ・・・藍色光線(知的、霊的エネルギー)
・第7チャクラ・・・紫色光線(第1~第6まで全部の集計結果)
◎チャクラについて
✓チャクラはエネルギー中枢である。
✓各チャクラは回転エネルギーが異なる。
✓それぞれに強力な集中化を行うことで精錬され純化する。
✓各チャクラはランダムに活性する。(人によっても異なる)
◎収穫できる状態とは?
✓各チャクラの純化具合で全体を平衡化して見る(収穫の目安となる)
✓紫色光線がバランス良く輝いている。
✓下位チャクラの1~2か所のみが強い輝きだと収穫できない。
✓第4チャクラが強く活性していると他のチャクラが弱くても可能になる。
とりあえず、第4チャクラ(愛と思いやり)が活性していれば何とかなりそうなので、それは私たちにとって朗報ですね。
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知的無限とつながるために
また、チャクラ活性に付随するエクササイズとして、いくつかの学びを奨励しています。
1 思考訓練
①自己をよく見ること。両極性を受け入れ内在させること。それらを意識的に見つけていき、そしてバランスをとり、そして完全であることを認識する。
②自身の意識の完全性を受け入れる。決めつけや裁きから解放されること。
③自分以外のものにも、①と②を適合させること。
2 身体複合体(肉体のこと)の研究と理解
✓肉体は思考によって創造され、固有の傾向を持っている。
✓体にも両極性がある。
①感情が肉体にどう影響するかを調べる。
②その生物的傾向を理解する。
③同時に、②と異なる傾向を見出す。(ある傾向を見たら、それと反対の傾向が内在していることを理解する)
3 霊複合体の学び
✓霊は最も歪みの少ないところ
✓心は樹木である。心が体を管理し統制する。
✓霊体は経略を通るため、通り道を作ること。(隙間を作る)
またラーは、男女の性的エネルギーについても教えています。
男女のセックスにおける性的エネルギーの転送は、チャクラの活性に役立つのだそうです。(互いの各チャクラ同士が活性し合うこと)
第1、第2、第3チャクラにおいては、片方の一方的な愛の中でも、転送が行われるといいます。しかしそれより上位のチャクラでは、お互いの無条件の愛がなければ転送はされない、とのことです。
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