パターン化していることに気づいて行動を変える
悩んだり落ち込む時は、だいたい同じようなことが起きていると思いませんか?
よくあるのは、相手の顔色を伺っていたり、思っていたほどの評価を受けられなかったり、「誰かの反応」に対して自分の気持ちが左右されてしまっているとか。
その誰かと付き合うのが限界で疎遠にしたとしても、また新たに出会った人と同じパターンを繰り返してしまう…そんなことありませんか?
私も40歳くらいまでその繰り返しで、生きるのが大変でした。
誰かの顔色を伺って気を遣って疲弊する日々。家で一人で過ごして心を休めることが何よりも必要になって、人と付き合うのが億劫になっていました。
ずっと前から気づいてはいたんです。いつも同じパターンだなと。
パターンを繰り返して頑張って乗り越えなきゃいけないと思っていました。
乗り越えたらパターンから抜け出せると。
でもある時そうじゃないと気づいたのです。
「頑張って乗り越えるんじゃなくて、回避していい」と。
そのためには、このパターンを繰り返さないようにしたらいい。
今までとは違う行動を取ればいい、と。
それからは、行動を変えました。
例えば、
・誘われても気が乗らなければ断る(断る理由は嘘でもいいから)
・噂話に乗らない
・思ってもない人の悪口に同調しない
・気が合わない人とは付き合わない、無理に会話をしない
・出来ないことは出来ないと伝える(言い方は遠回しでもハッキリと)
・もうあまりヤル気はないけど定例化しているグループ活動(ママ友とお出かけなど)に参加するのをやめる
・保護者会を欠席する(学校行くのが苦手だった)
・子どもの学校行事では今日話したいと思った人にだけ声をかける
・新しい事を始める(仕事を始める、趣味に打ち込むなど)
あげればキリがないですが、私の経験上でいうと上記のような感じです。
あとは、自分の好きなことや嫌なことは何かを自分の中でハッキリさせておくと判断しやすいかも。
やってもいいことと、絶対やりたくないことなども決めておくといいです。
私が決めたことの一例としては以下です。
「PTA役員や学校の係などはもう二度とやらない。もしやる時がきたら正当なくじ引きで当たった時。友人関係の情では引き受けない」
子どもが小学生時代は何だかんだいろいろとやってしまい、とても疲弊したにも関わらず上の子の中学でも少しやってしまい、もう自分の中でやりきったと思い、下の子ではもう絶対やらないと決めました。
それでもお誘いやお願いは来ました。でも丁重にお断りしました。
何か少しずつでも変えていくと、心が軽くなったりスッキリしたり、心境の変化があると思います。そして人間関係も変わります、良い方に。
自分の人生を生きてくださいね。