私の中のWickedな心
念には念を、、。
⚠️こちらの記事はミュージカル「ウィキッド」のネタバレをほんの少し🤏含みます。
♪ピンポンパンポーーーン⤴︎
突然ですが、お客様の中にミュージカル「Wicked」をお好きな方はいらっしゃいますか?
繰り返し申し上げます。今から21年前にブロードウェイで開幕した大人気ミュージカル作品で、日本でも17年前から劇団四季にて上演され、今でも世界中で愛されており、なんと今年は待望の映画化!!!主演はあのAriana GrandeとCynthia Erivoで現地では本日!日本では来年の春に公開予定の「ウィキッド」をお好きな方はいらっしゃいませんか?
おっとヲタク特有の早口失礼しました。
本当に深みがあって素晴らしい作品なのでストーリーを話し始めると長くなっちゃう、、、ので今回は作品に対して土下座しながら超ざっくりいっちゃうと
童話「オズの魔法使い」のサイドストーリーのような感じで時系列はそれよりもっと昔です。
カースト上位の人気者なギャル、"グリンダ"
緑色の肌を持つ真面目な優等生、"エルファバ"
容姿も性格も真反対の二人が魔法学校で出会い強制的にルームメイトになる→いろいろあって親友になる→でもかくかくしかじかあって別の道を歩むことになる
というお話、、、。
Wickedを鑑賞したことのある方なら自分はグリンダ、エルファバのどちらのタイプかなー?なんて一度は考えたことがあるよね!
私は圧倒的にエルファバタイプだな!と最近は特に強く思うようになりました。
エルファバは元はとても心の優しく良い子でした。魔法の才能もずば抜けていて学長にも一目置かれます。しかし自分が思う正義を貫いていくとそれ故に大切な人を傷つけてしまうということがわかりました。
結果的に大切な人を守るため、エルファバは悪い魔女として生きていくことを決意しました。
一方グリンダは良い魔女として生きていくことになります。
親友だった二人はお互いの永遠の幸せを願い、別れを告げます。
俗に言う闇堕ちのようなかんじ?
なんか少し違う気もするけど、、、
ここからは私自身の話になりますが、これまでの人生「ちきぽちゃんは良い子だねぇ」って言ってもらえるためにそう生きてきたような気がします。
母からの大好きな教えの一つに
「嫌だなと思う人でもどこか一つ、良いところがきっとあるはずだからそれを見つける努力をしようね」
本当にステキなことだし、こんな思想を持つ母が大好きです。
かなり昔に言われた言葉だけれど今でもずっと頭に残ってるなぁ
友達にもちきぽちゃんは優しいって言ってもらえることも多くてそれが正しいって思っていました。
ただ、年齢を重ねていくと気付きはじめた
相手が嫌な思いをしないように自分ばかりが我慢することには限界があるってことに。
ここ数年は無理なものは無理だ。と素直に思うようになりました。私の心が狭くなったのかなって最初は自分自身に嫌悪感を抱いたり、、、
相性の悪い人、苦手な人といると心地が悪くなってきてこんな気持ちになる自分が嫌だなと感じます。でもそれってごく自然な感情だよね。
誰しもが自分自身の幸せのために生きていると思います。大好きで大切な人の幸せ=自身の幸せと感じられる素敵な方もいるでしょう。
それがどんな形であれ、世間にどう思われようとも、自分が好きと思える自分でいられることこそが幸せじゃないかな?
極論ですが、、、嫌いな人には嫌われちゃっていいし、その方が楽です。
この先輩or上司、友人が苦手だけど嫌われないように愛想よく振る舞ったり誘いを断れないって人たくさんいると思うけどそんなの適当に理由取り繕って逃げればいいんだよな。だって尊敬できない人と過ごす時間とお金って本当に無駄じゃないですか。だったらこの人と話したらモチベーションも上がって成長できるって思える先輩や同期と過ごす時間の方が何倍もお得です。この子といたらたくさん笑えるし癒されるなと思える友達と休日を過ごすほうがリフレッシュできます。
(営業職の方とかはそんなこと言ってられないのでしょうけれど🥺)
負の感情すらもあなただけの大切な感情の一つですから。最近はそんな「嫌だ!なんかコイツ嫌いだ!」という感情を持つこと自体を受け入れることができて以前より辛くなくなってきたなぁと気付いた。これも人としての成長なのかな?というお話でした。
あなたもそんなWicked(邪悪)な感情はお持ちですか?
作品を見ていただければ私のようにエルファバに共感される方も多くいらっしゃると思います。
日本では来年ですが、ストーリーも音楽も素晴らしいのでぜひ劇場でご覧ください映画版「Wicked」🧙♀️
なんか回し者みたいになってますが、ただのヲタクです。すみません!
ここまで読んでくださった皆さまの心が少しでも軽くなっていますように💚🩷
おやすみなさい。
P.S.トップの写真は去年の12月にNYでWickedを観劇して感激した時のものです。私の夢の一つが叶った大切な思い出です。