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お店であばれる子 ~ASDの子と生きる~

こんにちは。ひつじです。このnoteはASDの子供と共に過ごして感じたことの記録です。「ひつじ家の場合は…」とひとつの例えとしてお読み頂ければ嬉しいです。

外出はとっても大変

ひつじ家も息子が4歳くらいまでお店に行くのが大変でした。車の移動もただでさえじっとしていられないのにチャイルドシートに乗ったり降りたり…子供にとってはイヤなことだらけ。とにかくいつも暴れていました。なので食料品などはすべてネットスーパーで注文していました。子供とスーパーで買い物する事は私にとっては絶望でしかなかったので、ネットスーパーは本当にありがたかったです。

単純にまだ早い

お店で暴れる子は、単純に考えて、その子がまだ買い物が出来る状態ではないので、出来るようになるまで、可能な限り一緒に買い物には行かない方がいいと思います。

お家でのお約束

こどもの成長をみて、そろそろがんばれるかな?と感じたら、買い物に行く練習です。まずは1つだけお店に買いにいきます。その際、おうちで必ずお約束をします。

「今日は牛乳1本だけ買います」

「売っている物には触らない(”見てるだけ”の方がうちでは伝わりました)」

「駐車場や道路では手をつないで一緒に歩く」

「お約束を守れないなら、すぐに帰ります」

ひつじ家は、お約束が守れない時は本当に帰ります。どんなにわめいても有言実行です。店内では、子供にずっと楽しく話しかけます。「今日は牛乳買いにきたんだよね。どこかな。物にはさわらないよー、見てるだけね」子供の目線や動きに合わせて売り場で息子が注目したものを説明しながら歩きます。そして1つだけ目的の物を買って帰ります。その時に「お買い物出来たね!やった!お母さん嬉しいな!」と褒めてあげてください。

何も買わない日をつくる

おかし1個だけ買っていいよと言うと、次もこれ買いたい、あれ買いたいと買わないと帰れなくなる時があります。その時の練習の為に、ひつじ家では「何も買わない日」を作りました。家でのお約束の時に買わない日と宣言します。何で買わないの?と聞かれたら、ひつじ家では「今日は買わない日だから」と言っていました。何度も何度も聞かれても、同じトーンで「今日は買わない日だからね」と伝えていました。

※「ひつじ家の場合は…」とひとつの例えとしてお読み頂ければ嬉しです。


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