日本ガイシを #マーケティングトレース
今日も『カンブリア宮殿』から、日本ガイシを #マーケティングトレース する。碍子の製造業から始まった会社だが、今はセラミックス事業(自動車向けの部品など)を中心に、電力関連事業(碍子・NAS)、エレクトロニクス事業(ウエハーなどの電子部品)・プロセステクノロジー事業(半導体製造用製品など)という事業を展開している会社であるようだ。
世界の発展や米中摩擦で各事業に向かい風
直近の業績は芳しくないようである(IR資料によると、20年3月期は減収減益の見通し)。IR資料を紐解きながら、大きなトレンドを整理してみる。
政治面では、米中貿易摩擦により、エレクトロニクス事業が影響を受けている。経済面では、半導体の投資が落ち着いてきたことにより、プロセステクノロジー事業が伸び悩んでいる。社会面では、世界が発展したことで、セラミックス事業や電力関連事業が大きい影響を受けているようだ(基本的な需要がなくなったため)。技術面では、再生可能エネルギー政策の変化や、海外の原発事業の遅れにより、NASが必要になる時期に変化・遅延が生じているというのが現状の様だ。
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