DIYファクトリーから学ぶ、業界の巨人に負けないために必要な2つの要素

今週は、カンブリア宮殿で特集されていた「大都(という会社が運営しているDIYファクトリーという通販サイト)」をマーケティングトレースする。

Amazonやリクルートが出せない価値を出せるか?

新規事業のアイディアを考える中で、しばしば突き当たる壁がある。「それって○○(業界の巨人)がやれば良くない?」「○○(業界の巨人)がやっていないってことは魅力がないってことじゃない?」という”ご意見”(というかやらない理由)だ。例えば通販サイトならAmazon、マッチングビジネスならリクルート、という具合だ。カンブリア宮殿を観て学びになったのは、「どうすれば、巨人に出せない価値が出せるのか」という点だ。忘れてはならない点として、「需要」「供給」の両面で価値を出す必要がある。DIYファクトリーの場合は、「通販サイトを使うユーザーにとって」「物品を下ろしてくれるメーカーにとって」の両面で価値を出す必要がある、ということだ。それぞれ具体的に見ていく。

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