ゴディバを #マーケティングトレース
今日も『カンブリア宮殿』から、ゴディバをマーケティングトレーストレースする。2010年に今の社長が就任した時のことを想像してみる。
日中買い物をする人が減る一方、自分へのご褒美トレンドが勃興した
政治面では、女性の社会進出が徐々に始まっていたころだろう。それによりいわゆる「専業主婦」の人数が減っていく = 日中に買い物をする人口が減っていく、という見立てがあったのだと思われる。それに伴ってか、社会面ではいわゆる「プチ贅沢」という消費トレンドが始まっていたころだった世に思う。いわゆる「自分へのご褒美」需要は、このころから顕在化し始めたのではないだろうか。
経済面では、プライベートブランドが続々と出現し始めた頃であったように思う(セブンプレミアムは2007年から開始している)。技術面では、まだスマホが浸透する前であった(ちなみに筆者は高校生で、周りはガラケーばかりだった)ために、承認欲求をモノで満たしていた時代であったように思う。当時、「人からの”いいね”によって承認欲求が満たされる時代が来る」ことを予見するのは至難の業だったろう。
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