Josler症例登録 56疾患群達成！

皆様ごきげんよう。

タイトルの通り、Joslerの修了要件の1つである56疾患群を達成することが出来ました！

Joslerの修了要件についてはこちらの記事をご参照ください。

現時点で57疾患群の登録が出来ました。
(2024年12月現在)

筆者の　Josler研修実績　進捗確認ページより

蛇足ですが、「修了認定には160症例以上の登録が必要です。」という文言はいつになったら改修されるのでしょうか。

J-OSLERの改修について
専攻医7期生の専門研修は既に開始され、J-OSLERの登録が進んでいますが、J-OSLERの改修は 2024年度末までに行います。

https://cdn-naikaprod.pressidium.com/wp-content/uploads/2024/10/kaitei_20241001.pdf

このような記載はあるので今年度中には改修されるはずですけどね。

本題に戻ります。
まだ初期研修での経験症例を登録しておらず、分野毎の疾患群数が足りていない分野もあるので、まだ増える見込みです。

56疾患群を達成した現時点での印象としては、登録する症例を選ばなければ56疾患群の登録は思っていたよりも容易である印象です。
例えば、心筋梗塞で入院した患者を複数診ていたら、そのうちの1人は合併症の脂質異常症などで登録するなど、登録する疾患群は専攻医が選ぶことができることを最大限活用しましょう。
また、同一疾患でも登録できる疾患群が複数ある場合があるので、積極的に疾患群を分散させて登録することで疾患群数を稼ぎましょう。詳細は以下の記事を参考にしてください。

56疾患群が揃ってしまったら、あとは病歴要約に"適切"な症例を探しつつ各分野の最低登録数に足りるように症例を分配して登録を進めるだけなので、心はかなり楽になりました。

Joslerと格闘している同志の皆様、一緒に頑張りましょう！

以下、需要があるか分かりませんが、私が現時点で登録した疾患群のまとめです。各分野毎にコメントも挟んでいます(中には病歴要約を見据えた参考文献の紹介もあります)。皆様のJosler攻略の一助となれば幸いです。
文献紹介などで手間がかかっているため、有料とさせていただきます。

文献探しのコツはこちらの記事をご参照ください。

サンプルとして、内容の一例です。
↓
代謝 1,2,3,4,5　1型糖尿病の患者が肺炎で入院した症例を拾えたのがラッキーでした。もちろん主病名を1型糖尿病にして登録しました。1型糖尿病についてLancetが2023年に総説(Lancet 2023; 401: 2149–62)を出しています。