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多角的に学ぶ
今回の授業は、一般的に教科書で扱われるているJICAやユニセフによる国際支援を取り扱うのはもちろんですが、これらは税金を使った支援ということになります。しかし、税金を使うことにより、メリットデメリットも考えられるわけです。それを前時で話し合った上で、本時ではそうではない支援の形として、個人で現地に起業をして、現地をエンパワーメントする取り組みを行っている方が登場しました。
前時と本時の2時間で、国際協力の複数の形を学ぶことになります。これは、小学校学習指導要領の社会科では、「多角的」な見方をすることが重視されています。粕谷先生の授業は、まさにこのことを意識しているということで、「アナザーストーリー」の社会科授業というのを提案されています。
筑波大学附属小学校の粕谷昌良先生による「世界のうらの友だちも」(6年社会科「世界の未来と日本の役割」)の授業を参観しました。
粕谷先生とは、同じ千葉県の先輩として、これまでも研究会等でたくさん学ばせていただいてきました。
筑波は、3年間クラス替えをしないところなので、4年生から積み上げてきた学習、研究授業の集大成とおっしゃっていました。
昨日今日で公開だったのですが、2日続けて授業をされていました。指導計画の中の2時間分を公開されるわけです。これは、1日目の展開によって、2日目の内容も多少修正もあり得るわけですが、正真正銘、子どもたちの反応による授業になります。
子どもたちが45分考え続けた時間でした。事後協議も、たくさんの先生方が発言して大変深い学びができました。早速明日の授業のスライドを修正して、生かしていきたいと思いました。
今回は、筑波大学附属小学校の公開で学んだことを書きました。最後までお読みいただきありがとうございました。ご質問やご感想はコメントいただけたら嬉しいです。