拍子の違いを感じさせるには? 学級デザイン#25
音楽の先生が急遽お休みだったので、代わりに授業を行うことになりました。
もともと2年生は週2時間音楽の時間があり、持ち時間の関係で、担任と専科で1時間ずつ教えることになっています。
指導方針は、音楽の先生が立ててくださっているので、それをもとに進めています。
なので、急遽お休みでも、流れはだいたいわかっていて、それに合わせて進めることになります。
本時は、2拍子と3拍子の違いを感じ取る、という学習でした。
行進曲など、歩くリズムの2拍子と、ワルツなど、踊りのリズムの3拍子を、曲を聴いて、その曲がどのような拍子なのかを感じ取ることになっています。
その前の時間までの学習で、手拍子や、体を使った拍打ちをしてきたので、曲の速さに合わせて手や体を叩くことはできるようになってきています。
ですから、初めて聞いた曲でも大きくずれることなく手拍子をすることはできますが、それが2拍子なのか3拍子なのかは、経験のない子には感じ取るのが難しいところです。
実際も、曲に合わせて2拍子か3拍子のどちらが合うか叩いて試してみよう!ということを言ったのですが、すぐにできる子はほとんどいなかったです。
もう少しスモールステップで指導する手立てを研究しないといけなかったなぁと反省しています。
2拍子は、行進のリズムなので、足踏みをしたり、歩き回ったりすることで感じ取ることはできますが、3拍子の動きというのは難しいです。
3拍子で3つずつ手拍子や足踏みをしても、それを3つずつのまとまりとして捉えるのが難しい子がいるからです。
こればかりは感覚なので、無理に教えようとしても感じられないと難しいと判断し、深追いするのはやめました。
これから、色々な曲に出会ったり、運動会の応援をしたりして、拍子に慣れていってほしいと思います。
私も、具体的な手立てを勉強したいと思います。
お読みいただきありがとうございました。
ご参考になれば幸いです。
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