Teamsの課題を使った算数チャレンジ
こちらの記事をお読みいただき、毎度ありがとうございます。今日はMicrosoftのTeamsを使った実践を紹介したいと思います。
算数の時間に、前時まで学習した知識や技能の定着を図るために、算数チャレンジと言うミニプリントを行っています。1回に5問程度の少量なので、短時間で解くことができ、また子供たちのつまずきの確認をすることもできます。朝登校した後、荷物を片付けて、朝の会が始まるまでの間少し時間があるのでその間に落ち着いて過ごすためにも行っています。
これまでは、掛け算や割り算の筆算を中心に行っていましたが、概数の単元に入ったので、概数の復習問題を出すことにしました。筆算の場合は、手を動かしてアルゴリズムをとらえながら計算をしたほうがいいので、紙で行っていましたが、概数の場合は、どのくらいで四捨五入をするといったテクニック的な要素も大きいので、端末を使ってデジタルで行ってみることにしました。
MicrosoftのTeamsでは、課題と言うタブがあって、そこから全員に課題を出題することができます。Microsoftのフォームズで問題を作ると、選択肢の問題であれば、自動採点をすることができますので、問題を作ってTeamsの課題を通して全員に出題します。子供たちは自分の端末を通して回答をします。教師は全員の回答状況を把握することができますので、未提出の子に声をかけたり、間違いが多いには個別にフィードバックをすることができます。全員の回答を確認した後、返却をすれば、子供たちの端末からフィードバックを受け取ることができます。
このような形で学習の履歴を残しながら、知識の定着を図るためのミニ問題を行っていこうと言う実践の報告でした。最後までお読みいただきありがとうございました。ご質問やご感想はお気軽にコメントいただければと思います。