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当時の家族に共感する
社会科「きょう土をささえた人々」の4時間目の学習です。
前回までの授業はこちらです。
本時は、当時の浦安ののりづくりのようすをつかむ時間になります。
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実際に海に出て、冷たい海の中でのりを取るのは冬の時期になりますが、のり作りの仕事は冬の間だけ行われるものではありませんでした。のり作りが終わった瞬間から次の年の、のり作りが始まっているといえます。
春ごろからその年の冬に行われるのり作りに向けた準備が始まっています。のりが育つあみを整備したり、網を立てる支柱を整備したりします。またのり干しに使う、のりすと呼ばれる正方形のものを編む仕事もあります。これは主に学習者である子どもたちと同じ年齢の子どもたちの仕事でした。こどもたちも大変驚いていました。
のりづくりの1年間をまとめていくと、1年中何かしらの仕事をしていますし、自分の手では、完璧にコントロールできないものを育てることの大変さと言うところもだいぶ勉強になってるんじゃないかと思います。
のり作りに使う道具は、かなり独特なものが多く、飛行機包丁など、名前を聞いただけではどのように使うのか想像しにくいものもあります。よって授業の中では、イラストもうまく使いながらのりづくりの謎の解決への道を歩んでいくことになります。
子どもたちの振り返りを見てみると、やはり仕事の大変さに目が向いている子が多かったです。ただこれだけの産業が発展したことにより、浦安を含む千葉県ののりづくりは、度々日本一の生産量を達成することがありました。こうした産業の一翼を担ったことは、浦安の発展に欠かせないこととなります。現代を生きる子どもたちにとっては、今後の展開が気になるところです。
今回は、きょう土をささえた人々の4時間目の学習について書きました。最後までお読みいただきありがとうございました。ご質問ご感想はコメントいただけたら嬉しいです。