子どもを動かすマジックワード すぐできそう!なクラスデザイン#34
皆さんは、今日、クラスで、「早くして〜」と何回言いましたか?
私は・・・めちゃくちゃたくさん言ってしまいます。
子どもたちにとっては、耳にタコができるくらい聞いているであろう言葉、それが早くして!です。
耳にタコができるくらい聞く言葉って、そのうち言ってもすぐに反応しなくなりますよね。
大人でもそうなのですから、子どもはもっと敏感に感じ取るでしょう。
実際に、何度も言ってしまっているということは、それなりにいくつか原因があります。
教師の指示の出し方に原因があるのかもしれません。
例えば、休み時間の準備などは、事前の声掛けで改善されることはいっぱいあるはずです。
早くして!という状況を作ってしまっている自分に反省するのはもちろんですが・・・
ここは、何か違う言い方をして、子どもの気分を変えなくては!
ということで言い換えたのが、某モンスターアニメの黄色いモンスターの技でもある、
電光石火
です。
先日別の方から頂いた、価値語カレンダーの中にあった言葉ですが、電光石火で用意して!と言い方を変えるだけで、子どもたちはとっても早く行動することができました。
まぁその前に、電光石火のジェスチャーで一通り大騒ぎしたのは想定内です(笑)
低学年のクラスなので特にそう思うのですが、小学生の子どもって、思ったよりずっと大人ですし、思ったよりずっと子どもです。
あまり子ども扱いして接していると、気持ちが離れていく時がありますし、大人扱いし過ぎると、ついてこれないことがよくあります。
電光石火の例は、まだまだ、子どもたちには遊び心が必要だということです。
淡々と進めていくだけでは、7・8歳の子どもたちを上手に動かしていくことはできません。
子どもたちが興味のありそうなものをリサーチして、ちょこっと入れ替えてあげるだけで、ノリノリになります。
これからも、いろいろな言葉を言い換えて、子どもたちを上手に動かしていけるように、センスを磨いていきます。
お読みいただき、ありがとうございました。
ご参考になれば幸いです。