Canvaホワイトボードで、子どものデータをを一覧で見る方法
Canvaのメリットとして、相互参照がしやすいことがあげられます。
共同編集のリンクを子どもたちに渡して、指定されたページの編集をすることで、お互いの作成途中の様子も見合うことができますし、教師も誰が何をしているのか把握しやすいです。
右下にある「グリッドビュー」を使えば、下の図のように一覧で見られます。
また。サムネイルビューであれば、1ページずつ確認することができるので、作業の様子も細かくわかります。画面収録した動画です↓
子どもたちの活用が進んでいくと、全員で共同編集ではなく、個人作業で作品の制作をするようになります。
これまでのプレゼンのように、複数のスライドを一人で作業をするわけです。
共同編集で、「一人4ページ分」みたいな渡し方をしても良いのですが、プレゼンの場合は、一人一人が発表することも考えると、別々のファイルにしておいた方が良さそうです。
しかし、そうすると、「共同編集による相互参照」をどうしようかな?と考えてしまいます。
別々のファイルにすると、所有者は各個人になりますので、他の人に共有しない限りは画面上に現れることはありません。
こんなことを考えていた時に、キタチャンネルさんのこちらのnoteを見て、良い方法を実践されていたので、参考にさせただきます。ありがとうございます。
それは「全員の公開閲覧リンクを回収し、ホワイトボード上に貼り付ける」というものです。
これならば、1クリックする手間はありますが、ホワイトボード上から全員のデータが見られますし、公開閲覧リンクなので、共同編集あるあるの「誰かに(故意でなくても)スライドをいじられた問題」が発生しません。
こんな感じで作ってみました。
まずは、スライドのテンプレートをつくり、「テンプレートリンク」で共有します。
すると、子どもたち一人ひとりにデータが作成されます。
子どもたちはデータを作成し、「公開閲覧リンク」を作成し、リンクをコピーしておきます。
次に、ホワイトボード上に、提出場所を作って、ロックしておきます。
このホワイトボードを子どもたちと共有します。
子どもたちは、先ほど作成した公開閲覧リンクのコピーをホワイトボード上に貼り付けます。そうすると、サムネイルが表示されます。
あとは、自分の出席番号のところに貼り付ければ、完成です。ホワイトボード上から、一人ひとりのリンクに飛べるので、いつでも見ることができます。
今回は、Canvaのホワイトボードで子どもたちのデータを一覧で見る方法をまとめてみました。
もっと良いやり方もあるかもしれません。ご参考になれば幸いです。
ご質問やご感想は、お気軽にコメントください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。