全国から畳を届けるプロジェクト
被害に遭われた方に心よりお見舞い申し上げます
全国の畳店の有志の方が、地震の避難所に畳を届けるプロジェクトがあるそうです。
「5日で5000枚の約束」と名付けられたこのプロジェクトでは、災害が起こった時だけでなく、普段から全国の畳店のつながりをつくっておき、いざという時には、被災地の畳店に全国の仲間から畳が届くような「仕組み」をつくっておく、というところを大切にされています。
国や地方自治体による備えである「公助」ではなく、お互いに助け合う仕組みである「共助」にあたる、素敵な取り組みだと思います。
災害は、いつやってくるのかわかりません。
備えをしていても、十分に対応できないこともあります。
しかし、備えをしていることで、ゼロのスタートではないわけです。
それぞれの分野で、備えの仕方は変わると思いますが、こうした取り組みに声をあげていくというのは素晴らしいことだと思います。
4年生の社会科で、自然災害からくらしを守る、という単元があります。
この単元でいうところの共助は、地域で助け合って、という事例を取り扱うことが多いですが、もう少し範囲を広げた今回のような事例を取り上げるのも、ありだなぁと思いました。
今この瞬間も、救援や復旧にあたっている方々への感謝の気持ちと、一刻も早く救援や復旧が進むことを願っています。
今回は、全国から畳を届けるプロジェクトについての記事でした。
お読みいただき、ありがとうございました。
ご参考になれば幸いです。
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