用例を習得せよ! すぐできそう!なクラスデザイン #144
新出漢字の学習は、毎週8個のペースで行っています。といっても、子どもたちは自分たちでどんどん進めているので、全ての子が毎週8個を新しく学習するというわけではありません。ただ、ドリルに出てきた漢字をみんなで確認する時間、といった位置付けです。
確認の際は、熟語や文章での確認を中心にしています。漢字そのものを覚えるというよりかは、活用方法を確認することが中心になっています。ですから、黒板には様々な熟語や用法が並んでいきます。
これを行うことで、漢字テストを行うときに、ドリルに書いている例文ばかり練習していて、いざテストになったときに対応できない、ということが無いようにすることをねらっています。子どもたちの漢字学習において、漢字を習得することに終わらず、活用するようにしていくためには、できるだけ多くの用例に触れることが大事だと考えているわけです。
この時に学んだ用例や、自分で学習した用例をもとに、漢字テストのときにテストの問題以外にもたくさんの漢字を書いている子が出現します。作文などの普段の文章でも、たくさんの漢字を書く子が出てくることを願っています。
2年生の漢字の内容も、もうすぐ終わりますので、今後は活用を中心に進めていくことになります。3年生になるまでに、より多くの漢字を使う経験をさせてあげたいと思います。
お読みいただき、ありがとうございました。ご参考になれば嬉しいです。
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