大屋千風

2003年生まれ大学生。日々のあれこれ。記録。

大屋千風

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マガジン

  • 仮面浪人、自宅浪人

    自宅浪人と仮面浪人に関しての記事をまとめています。基本時系列順です。

最近の記事

事故にあいかけて思ったこと

午後からスタバに行き、ソイラテを片手に明日のゼミの発表のレジュメを作り、マクドナルドによって三角チョコパイをふたつテイクアウトして、バスの時間を気にかけながら、切らしていた食パンを買おうとスーパーに寄り、丁度木曜日でパンが2割引きだったので少し嬉しくなり、いつも通り込み合ったバスに乗って、いつものバス停で降り、横断歩道の前で立ち止まって、目の前の信号が青になったので渡ろうと2,3歩歩きだしながら、大きいエンジンの音が聞こえるなと思ったので右を見ると、こちらに向かって大きなトラ

    • 生産性がないとか言われるんだろう

      先日大学のゼミで、同性婚を認める認めないの議論があった。 その中で、同性婚だと子供を産めないという意味で生産性がないから、認めないという意見があるのではないか、という意見が出た。 生産性か、と考える。 どうして同性婚を認める認めないの議論に、生産性の話がくっついてくるのか、私には分からない。 同性婚は子供を産めないから生産性がないと言うのなら、異性間の結婚は子供を産めるから生産性がある、ということになる。 果たしてそれは正しいか? 子供を産むために結婚するのではな

      • 現実が夢を侵食しきる前に

        昨日、昼の12時丁度に目が覚めた。 月曜日は午後から授業がある。急いで準備して、12時過ぎに家を出ても間に合うけれど、授業が始まる前の丁度いい頃に大学に着くくらいの時間なので、バスはものすごいぎゅうぎゅう詰めになる。 土曜日曜とバイトで疲れた身体は言い訳となり、また布団にもぐりこんだ。 大学を休んでしまった日は、罪悪感で嫌な気分になる。 ぬくぬく温かい布団の中で、そんな気持ちをかき消すように大きな音を出しながらインスタのリール動画を目的なしにただ見ていた。 もう11月。

        • 私の、私だけの、私のための身体

          留学から帰ってきてはやくも1カ月が経とうとしている。 先日、バイト先のある人に2カ月ぶりに会った。 留学から帰ってきてからというものの、なかなかシフトが被らなかった都合で2か月ほど月日が空いてしまったのだ。 開口一番、こう言われた。 「おかえり~太って帰ってきた?」 正直、面食らった。衝撃だった。 一瞬どう返せばわからなかった。 「そうかも~」と衝撃で真っ白になった頭で絞り出した時の笑顔は、ひきつっていたのかどうなのか。 その人と別れてから、私は自分の心にふつふつと「

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        • 仮面浪人、自宅浪人
          8本

        記事

          「できればずっと覚えていたい」

          このごろ、"an hour after/before"ルールなるものを作った。 英語にするとなんだかかっこよく見えるけれど、ルールは単純。 起きた後の一時間と寝る前の一時間は、読書の時間にする、というものだ。 イギリスのyoutuberの女の子がはじめて良かった習慣の一つとして取り上げていて、秋も深まった、読書の秋だ、と思って取り入れてみた。 もう一週間以上たつけれど、かなりいい。「自分の時間」がとれているように感じるし、何より落ち着いて眠ることができる。読みたい本や取り

          「できればずっと覚えていたい」

          偶然とかロックとか過去とか[ひとり呑み記録]

          なんとなく焼き鳥が食べたくて、なんとなく吉祥寺に行きたくて、電車に乗った。 マップアプリで「焼き鳥」と検索してみるといくつかヒットした。近くの良さげなお店に行ってみる。お店の前には張り紙が。 「おひとり様でも大歓迎」 とのこと。 もう長くソロ活を楽しんでいるけれど、まだひとり呑みはハードルが高い。カフェや定食屋さんはもう全然躊躇せず行けるけど、居酒屋はまだ2回目だ。 だからこういう一言はとても嬉しい。ぐっとハードルが低くなる。 その続きには「特に女性の方には優しくします

          偶然とかロックとか過去とか[ひとり呑み記録]

          想像できないこと

          先日、留学から帰ってきてひと月ぶりにバイト先の友人たちとごはんに行った。 そのうちの一人の子は期間限定で私たちのバイト先に勤めていた子で、今は離れた場所に住んでいる。その子が東京に来るというので久々に集まった形だ。 互いにこの1ヶ月であった出来事や変化などを話し合って、私の留学の話も色々聴いてくれて、それはそれは楽しい時間だった。 離れていてもこうしてすぐ打ち解け合うことのできる人がいることは、本当に恵まれたように思う。 その話の中で、ひとりの子がこう言った。 「〇〇(

          想像できないこと

          自分と世界は思ったよりもつながっていた【留学を通して】

          一か月間、語学留学に行ってきた。 場所は地中海に浮かぶマルタ共和国という国。淡路島と同じくらいの小さな島で、海と自然と歴史に溢れた美しい島だった。 語学学校に通いながら、ルームメイトと海に行ったりレストランに行ったりお買い物に行ったり…。 この21年の中で、最良の4週間だったように思う。 留学中、何度も思考が更新される感覚があり、noteを書いて整理したいと思ったのだが、とにかく英語漬けにしたかったので日本語での作業はできるだけ避けていた。帰国してから書こうと日記だけはつけ

          自分と世界は思ったよりもつながっていた【留学を通して】

          ゆりかごと墓場

          お盆前の帰省と、そのまま母方の祖父母の家への旅を終え、昨日東京に帰ってきた。 祖父母の家がある東北の超がつくほどの田舎で、その近くに住む年の近い従兄妹たちと遊び、食べ、楽しく過ごした。色々な場所にも行った。とても楽しかった。毎年夏のお盆の時期に合わせて関西にいる私たち家族が行き、数日寝泊まりしているのだが、会わない一年のブランクは一切感じられない。会ったらすぐに、まるで毎日会っているみたいに話せる。最近のこと、大学のこと、就活のこと、あれこれ話して過ごす。住む場所も境遇も、

          ゆりかごと墓場

          新幹線を最大に楽しむ方法!

          noteには普段あれこれ考えたことを書き留めているのですが今回は!! 新幹線を最大に楽しむ私なりの方法をご紹介したいと思います。 これから旅行に行く方、帰省などで利用される方、是非ご参考になれば嬉しいです😊 (東海道新幹線に限る情報にはなりますが、他路線でも参考になる部分あればと思います🚅) 私は新幹線が大好きです。 今まさに新幹線に乗りながらこのnoteを書いています🚅(現在は静岡駅) 主に帰省の時に利用するくらいで、年に往復で2本乗るか乗らないか、という頻度。 その

          新幹線を最大に楽しむ方法!

          友達ってどうやって作るんだっけ

          大学3年の夏である。 3日前、蝉が鳴いていることに気がついた。 もうそんな季節か、と思う。 今の大学にいる期間は二年と半年。中学高校ならもう少しで卒業だ。 中学校にも、高校にも、毎日会って話せる友達がいた。何気ない会話をして、休みの日には遊びに行って。テスト前になったら一緒に勉強して。当たり前に、そうだった。 そうやって人間関係を構築するのに同じだけの時間を、大学でも過ごしてきたはずなのに、大学には友達と呼べる人がいない。誰も私が休んでも気づかないし、授業に出席しても

          友達ってどうやって作るんだっけ

          120円

          たまに無性に、お酒を飲んでべろんべろんに酔っぱらってしまいたいときがある。 バイトで嫌なお客さんにあたった日、嫌なことを言われた日などなど。 私のストレスを構成するものの95%は他者だ。 でも、寂しさやズタズタの心をなくしてくれるのも、他者である。 まさにこの間、バイトでお客さんから怒りあるいはイライラをぶつけられた。 それが自分のせいだったりするのなら話は別だが、そういうことは今のところない。 そのお客さんは、嫌なこととか、日頃のストレスとか、まあ何かしら色々あった

          ほしいものが分からない

          このごろ、遠くに行きたいとばかり考えている。 就活が始まってしまった。就活サイトが開催するオンラインのセミナーを受けたり、一日に何十通も届くメールを眺めたり。 そんなこんなで、疲れてしまった。 いついつまでにあれをやれ、これをみにつけろ、あれをやれこれをやれ。 ニンゲン、ウルサイのモードに入ってしまった。 ドラマを見ていたNetflixでは人間が一切出てこない動物のドキュメンタリーを永遠に見るようになった。 うるさい昼間とは対照的に、夜はいい。近くの道を走る車はどこかへ

          ほしいものが分からない

          今はまだ、そういう時じゃない

          大学が始まった。 もう3年目。もう人生の夏休みも折り返し地点を通り過ぎてしまった。 今日久々に授業を受けた。 英語読解の授業と、社会学の授業と、哲学に近いような授業。 第一回授業ということもあり、イントロダクション的な内容だったが、どれもこれも面白かった。久々に、良い学びを得たときに脳にじわっと広がるあの心地よい疲労感を感じた。 正直に申し上げて、大学2年だった去年はめちゃくちゃ休んでいた。 時間割をうまく組んで平日5日の内3日しか登校日がなかったにも関わらず、である。

          今はまだ、そういう時じゃない

          どうして理由付けが必要だと

          最近、21歳になった。 この4月からはもう大学3年生である。就活の波が、目前に迫っている。 仕事について、これまでもいろいろ考えてきた。 さかのぼれば小学生の時は図工の授業で「なりたい仕事」をしている自分の姿を、針金と粘土を使って作った記憶がある。その時は図書館司書になりたかったらしい。割箸で骨組みを作った本棚に、不格好に背骨がゆがんだ想像上の大人の私が、本を棚に戻そうとしているひとコマだ。 中学生の頃は社会の先生になりたかった。3年間ずっと担当だった社会の先生が好きだっ

          どうして理由付けが必要だと

          違っている、のその奥に

          先日、バイト先の主婦さんのお宅に招いていただき、ホームパーティーをした。 主催者である主婦さん含め、同じくらいの年齢のパートさん4人と、私と、仲のいい大学生のバイトの子と、合わせて6人で。 午前中に集まってみんなでカルディに行き、自分を「酒飲み」と言って笑う主婦さん中心にワインを数本選び、そのままスーパーに寄って食材を調達。 お宅で食材を切ったり、それぞれ家から持ってきた得意料理を温めたりして、わいわいがやがや準備をした。私たち大学生二人組は、たくさんのお母さんたちに囲まれ

          違っている、のその奥に